※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
カナダのメロディアス・ハード・ロック・バンド、ホワイト・ウルフ(WHITE WOLF)が1986年にリリースした2枚目のアルバム『Endangered Spieces』の4曲目に収録。
デビュー作の『Standing Alone』の頃は、音楽的にも未完成で、白いオオカミを描いたジャケットのデザインが、一部で失笑を買っていましたね。ところが、この次作がヘヴィメタル専門誌のレビューで目立つ高得点をゲットしたことで、突然に注目される存在になりました。
確かにイギリスのバンドのような、どこか湿り気を帯びた哀感あるテイストは日本人好みと言えます。ただし、どの楽曲も煮え切らない感は否めず、高得点に見合うほどの内容かなあと正直思ったのも事実です。
今回ピックアップした「Just Like an Arrow」は、イギリスのハード・ロック・バンド、マグナムが1985年にリリースした『On a Srorytellers Night』に収録されており、カヴァーになっています。
聴いていると気持ちを快活にさせてくれる、シンプルながらとてもメロディが印象的な楽曲でなので、これをいち早くセレクトしたセンスが素晴らしいですね。
カヴァーといえば古い楽曲、というイメージがするんですが、オリジナルヴァージョンがリリースされた翌年のカヴァーですから、ちょっと珍しいパターンではないでしょうか。
ホワイト・ウルフのヴァージョンはキーが異なるものの、比較的原曲に忠実に仕上がっています。バンドのサウンドスタイルにもマッチしていて、 正直アルバムの中で一番いい曲かも?しれません。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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