※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、アイアン・メイデン(IRON MAIDEN)が、1981年にリリースした2枚目のアルバム『Killers』の9曲目に収録。
今週は、アイアン・メイデンの最新作『Senjutsu』の発売にちなんで、メイデンに関連した楽曲を取り上げています。
メイデンの新作リリース日に昔の曲のネタを書いているのもナンですが(笑)、新作に関してはすでに書いてみた印象と基本変わらずでした。
スルメ系(笑)の作品なので、まあ聴けば聴いただけ味わいは出てくる感じですね。
さて、メイデンで一番好きなアルバムとなると、色んな意見があるでしょうけど、もし1枚だけ選ぶなら『Killers』になります。80年代の即効性のある作品はどれもマストアイテムですが、特にポール時代の2枚は別格で、その中でもさらに完成度を高めた本作は、メタルが好きな限り、生涯愛聴できる1枚でしょう。
洋楽ロックやメタルを聴き始め、のめり込み始めた頃のアルバムだという、個人的な思い入れがある点も大きいですね。楽曲もデビュー作に劣らず粒ぞろいですし、当初はラジオでエアチェックして、カセットテープが擦り切れるほど聴いたものです。
そのエアチェックした中で、タイトル曲の「Killers」と並んで好きだったのが、今回ピックアップした「Purgatory」です!アルバムの後半にこっそり収められているので、あまり注目されないんですけど、メタル史に燦然と残る初期メイデンの名曲の中でも、群を抜く疾走感とメロディが見事に同居した曲調なので、再注目されてほしいですね〜。
男の哀愁を漂わせながらメロディをいつも以上にしっかり追う、ポールのヴォーカルは俊逸ですし、ツインギターの美メロは、メロパワの源流のごとき雰囲気さえあります。クライヴのドラミングは、実際のBPM以上のスピードを与えてますね。ハリスのプレイだけが目立つのではなく、全員一丸で迫る疾走感は、正統派メタルの魅力を余すところなく伝えてくれます!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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