※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のガールズ・ロック・バンド、 ピンク・サファイア(PINK SAPPHIRE)が、1990年にリリースした1枚目のミニ・アルバム『P.S. I LOVE YOU』の5曲目に収録。
ジャパメタを色々と紹介していますけど、ストリーミングで聴ける80年代のアーティストは、現時点は大部分セレクトしてきたので、どんどん拡大解釈?していきたいと思います。ということで、「P.S. I LOVE YOU」の大ヒットでお馴染みの、ピンク・サファイアをいってみましょう!
80年代当時は、今のガールズ・ロック、メタル系バンドとは異なり、まともに聴けるクオリティのバンドで浮かぶのは、SHOW-YAぐらいで、ほんと少なかったですね。インディーズシーンには、フライング・ヴィジョンとか、ジェット・メイビーとか、幾つかかいましたけど、アマチュアの域を出ないバンドばかりでした。
そんなガールズHM/HRバンドでは、SHOW-YA1強の状況で90年代に入り、バンドブーム勃発の中で、イカ天から登場したのが、ピンク・サファイアでした。恵まれたルックスや、当時としてはイケてるイメージもあり、前述の「P.S. I LOVE YOU」により、一躍J-POP、ROCKシーンのメインストリームに踊り出るわけですが、当時は、あくまでもガールズ・ロックの括りで語られていました。
ですが、今の時代に改めて見聴きすると、むしろガールズ・メタル系にカテゴライズしてもいい位なんじゃないの??と感じた次第です。基本はパワーコードのディストーションギターが鳴り響くアレンジが多いですし、ドラマーは2バスで、スティックを回しまくっています(笑)。メンバーのルックスも、見ようによっては日本版ヴィクセン?というか、昔のメタル女子っぽいですよね(笑)。
最近ストリーミング解禁された楽曲の中で、今回ピックアップした「真夜中のポートレイト」は、とりわけ80sのHM/HR色の強い1曲です!ギターリフの雰囲気は、もろにラットぽいLAメタル臭が充満していて、いい感じですね〜。ヴォーカルこそ、歌謡曲っぽさが強いですけど、このバランスこそがジャパメタだなあと思わせてくれます!
他の楽曲も同じような雰囲気なので、先入観を捨てて聴いてほしいですね。ちなみにバンドは再活動しているようで驚きました!
ぜひ、一度聴いてみてください!