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【楽曲紹介】ブライアン・メイ(Brian May)「Resurrection」

※80sメタル好きの暗黒期、90年代の良心的楽曲を紹介していきます!

 

イギリスのロック・ギタリスト、ブライアン・メイBrian Mayが、1992年にリリースした1枚目のフルソロアルバム『Back to the Light』の4曲目に収録。

 

昨日はようやく再発されたブライアンの無敵艦隊スターフリートのEPから紹介しましたので、彼のソロワークからもう1曲いってみましょう〜。

 

HM/HRファンにとって、クイーンにおいて最もハード・ロック嗜好の強いブライアンとそのギタープレイは、とりわけ信頼のおける存在でしたね。そんなブライアンが、フレディとの予期せぬ別れを乗り越え、クイーンのメンバーではなく、一人のアーティストとして、力強く動き始めたのがオリジナルのフルで初となる、本ソロ作品でした。

 

クイーンの4分の1として、隠しきれないクイーンらしさを滲ませながらも、ブライアンらしい繊細さと知的さを内包したハードなロックが詰め込まれています。その唯一無二のギタープレイと、線が細くとも温かみのある、個性的なボーカルスタイルを存分に堪能できる良質な作風で、フレディ亡き後の道筋にタイトル通り光を灯すように感じられました。

 

ここでもスターフリートの時のように、ブライアンの活動をバックアップする優れたアーティスト達が参加していますが、HM/HRファン目線での大注目は、何と言ってもコージー・パウエルでしたね。

 

今回ピックアップした「Resurrection」は、コージーが本気で叩きまくるお馴染みのリズムパターンにのせて、いつになく荒ぶるブライアンのボーカルと激しいギターが炸裂する、ハードエッジのロック・チューンです!

 

ワイルドなコージーと知的なブライアン、一見ピンとこない組み合わせですけど、いざ音を奏でるとお互いを高め合い、嘘みたいにしっくり馴染んでるんですよね。実際に楽曲に関与もしていますが、クレジットに「with Cozy Powell」と入ってますし、コージーへのブライアンのリスペクトを感じます。

 

93年、そんなコージーやニール・マーレイらを帯同してのソロ来日公演を観に行きましたが、実に素晴らしいライヴでしたね。とりわけこの「Resurrection」とお馴染み「1812」を繰り出したコージーのソロタイムは圧巻の迫力で、いいものを見たなあ〜と、今だに2人の勇姿が焼き付いています。

 

2人の共演を刻印したMVはApple Musicにアップされていますので、こちらも見てほしいですね。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

華麗なる復活

華麗なる復活

  • provided courtesy of iTunes

MVはこちら!