※タイトルに「METAL(メタル）」のワードが入った楽曲を紹介していきます！
スウェーデンのヘヴィ・メタル・バンド、 ヘヴィ・ロード（HEAVY LOAD）が、1982年にリリースした2枚目のアルバム『Death or Glory』の1曲目に収録。
昨日、フェイスフル・ブリースをご紹介しましたが、なぜかヴァイキング絡みで北欧のヘヴィ・ロードを突然思い出してしまい（笑）、ストリーミングで音源も発見できたので早速いってみましょう～。
ストックホルムでラグネ（Vo,G）とスティルビョルン（Ds）のヴァールクィスト兄弟を中心に結成されたヘヴィ・ロードの歴史は、1976年にまで遡ります。まさにスウェーデン初のメタルバンドのひとつと言ってもよいでしょうね。
当初はトリオとしてスタートし、北欧ならではのヴァイキングを題材にバンドコンセプトを築き上げていきます。1978年にはヘヴィ・サウンド・レコーズ（スゲー名前ですね）からデビューアルバム『Full Speed At High Level』をリリースしました。
ところが、せっかくデビューしたにも関わらず、レーベルが倒産。。その苦い経験から、ヴァールクィスト兄弟自らがオーナーになったサンダーロード・レコーズを立ち上げ、本作『Death or Glory』のリリースに漕ぎつけたんですね。
これが日本でもライセンスされ「白夜伝説」というもの凄い邦題でリリースされたものの、「邪悪の化身」（笑）とさらにヤバい邦題の3枚目が専門誌で酷評されてしまい、、、。ヨーロッパの登場で北欧メタルへの期待感に沸く日本での評価が、決定してしまった感がありましたね～。
確かにB級、マニア臭は否めず、結局バンドは国外に活動を広げずに1985年には解散していますが、改めて聴いてみると、実直なまでのメタル馬鹿ぶりは初期衝動の成せる業で、全く持って憎めない味わいがあるのも事実です。
今回はメタルタイトル括りということで、オープニングを飾る「Heavy Metal Angels（In Metal And Leather）」をピックアップしました！濃厚にメタルど真ん中を突き進むリフ攻撃と、ヘタウマの味を醸し出すボーカルがたまりません。
「へっびめた～えんじぇ～る」という独特のサビの言い回しは、脳内リピート確定でしょう（笑）。ちなみにストリーミングでは、1991年にリリースされたコンピ『Metal Angels In Leather』で聴けます。
その後、ヘヴィ・ロードは2017年に再結成。さらに、今年10月に新作をリリース！ということで、ストリーミングにアップされてたので、明日気が向いたらレビューしてみようかなあ。。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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