※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のハード・ロック・バンド、 VOW WOW(ヴァウワウ)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Beat of Metal Motion』の2曲目に収録。
X(旧Twitter)のトレンドに「VOW WOW」がランキングしていたので、もしや?と思ったら、今日が「V」としての40周年と新見俊宏の一周忌追悼による復活ライヴのチケット発売日だったんですね。なんとチケットの先行分は発売後に即完したようで、変わらぬ人気ぶりが伺えます。
考えてみると、VOW WOWほどのレジェンドがクラブチッタ2日間とは、両日行く人も多いでしょうから、いかにも規模が小さすぎたんでしょう。久々に人見元基の歌声だけでなく、その立ち姿も拝みたいでしょうからね。
スタンディングのチッタはオールドメタラーがライヴを観るには条件が悪過ぎますし、せめて2,300人規模以上の椅子席ホール(LINE CUBE渋谷みたいな感じ)で2Daysとか、せっかくの貴重な凱旋公演なのに難しかったんでしょうか。
筆者も80年代当時、1度だけでしたがニール・マーレイ在籍時の全盛期の公演を観れた記憶が甦ります。例えメンバーが年輪を重ねたとはいえ、人見の超絶なボーカルに山本恭司、厚見玲衣が織りなす極上のインストゥルメンタルが絡みつく凄みを、ライヴでこそ多くのメタルファンに味わってほしいものです。
さて、今回デビュー作から40年が経過しましたが、当時リアルタイムでは「B」からの変化に対する驚きが先立ったこともあり、本作については後追いで聴き直したほうがさらに良い印象を受けました。
VOW WOW、人見といえば英詞の印象が強いですけど、ここでは日本語詞も半分ほど入っており、これが良い意味でジャパメタっぽくて個人的には好きですね〜。
今回はアルバム中から初期の代表曲のひとつ「Too Late to Turn Back」をピックアップしました!山本のハーモニクスを多用したイントロリフから、人見のパワフルなヴォイスが飛び出してきた瞬間の衝撃は忘れられません。
作曲を新見が手がけている点も興味深いですし、今回のライヴでも披露されるでしょうね。「B」時代とは異なる、「V」のメロディアス・ハード路線を象徴する名曲としてこれからも愛聴されていくでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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