※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
日本のメロディアス・ハード・ロック・バンド、 VOW WOW(ヴァウワウ)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Beat of Metal Motion』の10曲目に収録。
以前はジャパメタ括りでVOW WOWを取り上げましたけど、今回はメタルタイトル括りでご紹介しましょう。大好きなバンドなんで、何曲でもいけちゃいそうですね(笑)
今回ピックアップした「Beat of Metal Motion」は、VOW WOWに改名しての記念すべき第一弾アルバムのタイトル曲です。冒頭や前半部分に収録されているケースが比較的多い?気がするタイトル曲ですが、ここではLPではB面の最後を収められていました。
VOW WOWの持ち曲で”Metal”がタイトルに冠されたのは、これが唯一になりますけど、記念すべきデビュー盤のトリを締めるに相応しい、実に重厚感のあるメロディアス・ハード・チューンに仕上がっています!VOW WOWとして呈示した、新たなHM/HRの世界観を表現する、5人の群を抜くアーティストの集合体が織りなすマジックは、この時点ですでに開花していますね。
それにしても、4人編成のBOWWOW時代のイメージを持ったままで、このVOW WOWを初めて体験した時に受けた衝撃は、多くのファン同様に測り知れないものがありました。
BOWWOWでのレディング出演を大成功で終え、じわじわと進行していた英国征服がいよいよ本格化するのか?とワクワクしていた矢先に、斉藤光浩がまさかの脱退。そんな逆境の中で、バンド名と編成、さらには音楽的な方向性までも変える決断をしたわけですからね。
BからVへ、全く違うバンドに生まれ変わってしまったVOW WOWでしたが、個人的にはメロディ重視で洋楽指向の叙情的ハード・ロックだったのがあまりに嬉しく、、当時も好意的なレビューの方が多かった気がします。ラウドネス 一強に待った!をかけた感もしました。
BOWWOWも愛聴していましたが、山本恭司が創り出す音楽に、よりハマっていくきっかけになったのは間違いありません。そんな良き思い出を明確に甦らせてくれる1曲です!
ぜひ、一度聴いてみてください!