※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、ワイルドネス(WILDNESS)が、2022年にリリースした3枚目のアルバム『Resurrection』の1曲目に収録。
今回のメロハー括りは、数多登場して勢いが衰えない新世代北欧メロハー組から、ワイルドネス!をいってみましょう~。ストリーミングのバンド表記はびっくりマークが入ってますけど、どちらが正しいんでしょうか。
さて、ワイルドネスは2014年にソングライターでドラマーのエリック・モーディンを中心に、ストックホルムで結成しました。正式なバンドとして次第に胎動し始める中でAORヘヴンと契約し、2017年にセルフタイトルのデビュー作をリリース。
ここでは北欧ネオメロハー組ではお馴染みの、ウィゲリウスのエリック・ウィゲリウスがプロデュースしていますね。未完成ながらも80sのメロディアスなHM/HRを現代の感性で蘇らせた作風を披露してくれましたね。
スタジオプロジェクトに留まらずライヴ活動も活発化しながら、2020年にはシンガーを元ブレイズン・ストーンのエリック・フォルスベルグに交代して、2枚目の『Ultimate Demise』を再びAORヘヴンからリリース。エリック自身のプロデュースで、よりパワフルかつメロディアスさを増した良作で日本でも好評を得ました。
ここで最近の「メロハーバンドあるある」ですが、クオリティが上がってくると必ず出てくる(笑)フロンティアーズと新たに契約してしまい(汗)、またまた他のバンド同様に画一化されたサウンドになってしまうのか?と、危惧したんですが。。
いい意味で予想が外れて、むしろメロディアスさを増量し、透明感のある北欧メロハー風味も増した嬉しい作風に仕上がりました。ジャケットも良くなりましたし、素直にありがとうフロンティアーズでしたね(笑)。80年代からの古き良き楽曲スタイルと現代風にアップデートした要素が、ここにベストミックスされた印象を受けます。
今回ピックアップしたオープニングを飾る「Nightmare」は、そんな会心作を象徴する、爽快でキャッチーなメロディが卓越したアレンジの中で躍動しまくる、良質なメロディアス・ハード・ロック・チューンです!
その他の楽曲も粒揃いでメンバーのパフォーマンスも言うことなし。新世代メロハー勢の中でも全体のアベレージが高く安心して聴けるバンドとして、今後も期待していきたいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!