※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます！
日本のハード・ロック・ギタリスト、 SYNが、2024年に配信リリースしたシングル『Stay with Me』に収録。
昨年の40周年ツアーに続き、今年は4人編成時の楽曲だけのセトリで、with KENTAROとしてツアー中のX-RAY。継続した音楽活動を行ってくれるのはジャパメタファンとしては嬉しい限りですが、X-RAYといえば、湯浅晋も自身の音楽活動をここのところ表面化させてきました。
80年代のX－RAY解散以降、国内外での正確な動向は不明で、いろんな噂が噂を呼び、真偽定かでない話に尾ひれがついた状態でした。2003年のジャパメタイベントに出演し（確か観た記憶が）、その後、わずかなインタビューでの露出こそありましたが、湯浅のギターを聴く機会はなかったですからね。
まさに伝説の人と化していた湯浅が2020年9月に突如Twitterを開設。なりすましかと思うくらいびっくりしましたけど、その後もマイペースなつぶやきを経て、2023年9月に「SYN」名義で本格降臨！「Shake Me」という楽曲を配信限定でリリースしました。
この曲は現在、残念ながら配信終了となってしまっていますが、2024年2月には歌入りの「Stay with Me」、さらに、3月にはギターインストの「Oasis」を配信開始。マイペース過ぎる活動にやきもきさせられながらも、あの湯浅晋が元気に音楽を創造し続けている事実だけでも、80sのジャパメタファンとしては胸熱に思えてなりません。
さて、今回ピックアップした「Stay with Me」ですが、「X-RAY」とか「ジャパメタ」とかいうキーワードに拘ると、ひょっとして肩透かしをくらうかも？しれません。サウンド的には打ち込みを駆使した、デジタル風味のギターロックというんでしょうか。
決してメタルではないかもですが、根底に流れる良質なメロディラインや抜群のコードワークのセンスなどを聴くと、ああ、やっぱり湯浅晋だ！とじわじわと感動が押し寄せてくるんですよね～。新しいのにどこか懐かしいノスタルジーを感じる楽曲で、リピートを誘います。
おぼろげで切ないボーカルもいい味をだしてますし、数十年ぶりにアップデートされつつも、これまた良い意味で懐かしい80sテイストを残したハードなギターワークも聴けるのも嬉しいところ（ギターインストの「Oasis」も同様で必聴です）。
やはり湯浅晋は大好きなギタリストだったので、ついつい半官びいきになってしまいますが、これからもマイペースで良いので、配信やストリーミングといった、現代のテクノロジーを使って、音楽を創造し続けてほしいですね！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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