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【楽曲紹介】X-RAY (エックス・レイ )「Stardust Way」

※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!

 

日本のヘヴィ・メタル・バンド、 X-RAY (エックス・レイ )が、1984年にリリースした、3枚目のアルバム『Shout』の1曲目に収録。

 

今回は40周年!のアニバーサリーツアーをスタートするX-RAY(このバンドはカタカナ表記でないほうがしっくりきますね~)でいってみましょう~。

 

筆者はアースシェイカーのシャラをゲストに迎えた35周年ツアーの際にライヴを久々に見たんですけど、やっぱりこのバンドは1曲残らず良曲だらけだなあ~と、改めて実感させられる、懐かしさが胸いっぱいにこみ上げる良いライヴ、空間でした。

 

この40周年のツアーでも、湯浅晋の参加は当然ないので、昨年から共に活動している元ガーゴイルのKENTAROを迎えた名義でのライヴとなっています。実力的に申し分ないギタリストですし、藤本朗のお馴染みの歌声に加え、OZMAとロジャーによるリズム隊の3人がいれば、しっかりとX-RAYらしさ全開になるのが凄いところ。80年代当時や前回に未体験の方は、今のうちに観てほしいですね~。

 

さて、楽曲自体はかなり以前にデビュー作からご紹介していました~。

17歳の天才ギタリスト、湯浅晋をフィーチャーする形で、鳴り物入りでメジャーデビューを果たし、たちまちジャパメタシーンで人気を博していったわけですが、短いスパンでさらに音源をリリースしていきましたね。

 

驚かされたのが、鍵盤奏者を加えてキャッチーな方向へとシフトしたEP『Outsider』で、その方向性に1,2枚目のハードなテイストも加え進化させたのが本作でした。当時の専門誌でモノマネとか不当なレビューを喰らいましたけど、個人的には最高傑作といえるほど、充実した楽曲とパフォーマンスが詰まっていると思います。

 

中でも、今回ピックアップした「Stardust Way」は、X-RAYを代表するメロディアス・ハード・サイドにおける名曲のひとつです!湯浅が奏でるイントロの摩訶不思議なリフレインに心を掴まれ、曲が走り始めると哀愁を帯びたメロディと、情感あふれるパフォーマンスの波状攻撃に胸を打たれます。

 

フックに溢れ耳に残って離れないサビといい、これほどまでにメロディアスな美旋律とハードな演奏ががっちりとかみ合った楽曲は、日本のバンドでそうないでしょう。まさにジャパメタ史にも残る永遠の名曲のひとつでしょう!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Stardust Way

Stardust Way

  • provided courtesy of iTunes