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【楽曲紹介】イースタン・オービット(EASTERN ORBIT)「Journey to Utopia 」

※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!

 

日本のハード・ロック・バンド、 イースタン・オービット(EASTERN ORBIT)が、1983年にリリースしたライヴアルバム『Journey to Utopia / Eastern Orbit Live!』の6曲目に収録。

 

今回は以前に楽曲をご紹介したヘヴィ・メタル・アーミーの発展形、イースタン・オービットです。

ヘヴィ・メタル・アーミーはその名の通り、ゴリゴリのメタルと誤解されがちで、総帥の中島優貴(Key)が目指した方向ではなかったんですね。本来やりたいサウンドにシフトすべく、名前と一部メンバーも変えて再始動したのがイースタン・オービットでした。

 

メンバーは中島とJJ(Vo)、宮永英一(Ds)に加えて、交代して加わったのが多田勇(G)、デイヴ伊藤(B)という布陣でした。1982年のスタジオ作『Future Force』は、70年代の伝統的なハード・ロック・テイストと鍵盤をフィーチャーしたプログレテイストが混ざり合う好盤となりました。ただし、ジャパメタの勃発期の中では、少々古く大人しい印象だったのも事実です。

 

そうしたイメージを覆したのが、1983年6月11日に米軍横田基地内NCO CLUBでのライヴの模様を収めた本作でした。選曲はヘヴィ・メタル・アーミー、イースタン・オービットの楽曲に加え、レインボーのカヴァー、さらにはオリジナルの新曲と多岐に渡ります。

 

特別な状況でのライヴだけに各メンバーの演奏の熱量が凄まじく、既存曲はスタジオヴァージョンの三割増しでハードな仕上がり。日本のバンドらしからぬハード・ロックのダイナミズムを存分に味わえるでしょう。

 

何と言ってもトピックは今をときめくChar(竹中尚人)のゲスト参加ですね。当時ピンク・クラウドで活動していましたが、樋口宗孝のソロ作への参加など、Charのキャリアにおいてはとりわけハード・ロックに接近した時期かもしれません。

 

3曲に参加していますが、今回ピックアップしたのはその中の1曲で、アルバムタイトルでもあり新曲の「Journey to Utopia 」です!ジャーニーの「Separate Ways」を彷彿とさせる叙情的なメロディアス・ハードに仕上がっており、コーラスを従えたサビのフックもかなり強い佳曲ですね。

 

星条旗よ永遠なれ」をイントロで奏でるCharのギタープレイは、脂が乗り切っていった様子が伺えます。面白いのがそれを上回る勢いで多田も応戦しており、ハモらずに二人で弾きまくる様は凄まじい限り。JJの英語ネイティヴでパワフルなボーカルも流石の歌いっぷり。ジャパメタの名ライヴ盤として改めて味わってほしいと思います!

 

ぜひ、一度聴いてみてください! 

ジャーニー・トゥ・ユートピア

ジャーニー・トゥ・ユートピア

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