※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のハード・ロック・バンド、エボニー・アイズ(EBONY EYES)が、1991年にリリースした、2枚目のアルバム『Final Fight』の5曲目に収録。
エボニー・アイズは、ギターの金谷幸久を中心とした京都のメタル人脈をベースに、インディーズシーンで活動したバンドですが、こんな作品までストリーミングで聴けるようになったのか〜、とちょっと嬉しくなったので紹介しています。80年代〜90年代当時のジャパメタバンドも、権利関係がクリアになっている作品は、再評価などの機会損失をしないためにも、どんどん解禁してほしいものですね〜。
この2枚目でのラインナップでは、有名どころでドラムにラジャスの福村高志に加え、ヴォーカルには筆者の大好きなX-RAYの藤本朗が参加!ということで、当時発売後にCDを即買いしました。X-RAYが中途半端に解散してしまい傷心中だったので、再びあの歌声が聴けるのか〜と、復活は嬉しかったですね〜。音源だけでなく、当時はライヴにも複数回参戦したのも覚えています。
サウンド的にはコテコテの関西系様式美メタル(ハードロック?)で、虹系とジャパメタが好きな人ならまずOKでしょう。1枚目は「黒い瞳のマリア」とか、異臭騒ぎ必至(笑)の曲も入って好き嫌いが分かれそうでしたけど、2枚目は藤本加入の効果なのかアクが弱まって、いい意味でよりキャッチーで聴きやすいサウンドを創り上げています。
今回ピックアップした「I Can Go No Place」は、マイケル・シェンカー、スコーピオンズ系のリフや泣きのギター、そしてフックのしっかりあるサビのメロディがやけに耳に残る、ハード・ロック・チューンです!藤本の色気すらを感じるヴォーカルパフォーマンスが生きたサビは、思わずシンガロングしたくなりますね〜。
2010年には復活ライヴをやっていて、そちらのライヴ音源もストリーミングで楽しめます。コテコテの1枚目も解禁を待ちたいですね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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