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【新作レビュー】デストラクション(DESTRUCTION)『Birth Of Malice』

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新作をご紹介します!

 

2025年3月6日、ドイツのスラッシュ・メタル・バンド、デストラクション(DESTRUCTION)が、約3年ぶり16枚目のニューアルバム『Birth Of Malice』をリリースしました。

 

10日ほど経ってしまいましたが、ジャーマンスラッシュ三羽ガラス(ジャーマンスラッシュ「BIG3」とかにそろそろ名前変えたいですよね笑)の一角、デストラクションの最新作がリリースされました。すでにガンガン聴きまくってるスラッシャーの方々も多いでしょうが、4人体制になって3枚目、マイクが抜けて2枚目のアルバムになります。前作もレビューしてましたね〜。

 現メンバーを一応整理しておくと、シュミーア (Vo、B) 、ダミール・エスキッチ(G)、マーティン・フュリア(G)、ランディ・ブラック (Ds )となっています。ツインギターに増強されても、基本的な方向性に些かの揺るぎもなかったわけですが、今回もこれぞデストラクション!と言わんばかりの激烈極まりないスラッシュが炸裂!

 

シュミーアの狂気のシャウトを聴く限り、怒りを音に叩きつけるボルテージは相変わらずマックスのままで、齢を考えると凄いですよね〜。敢えて変化があるとすれば、ツインギターになってメロディの導入がしやすくなった分、スラッシュでありつつより普遍的でオールドスクールヘヴィ・メタル濃度が高まってると言えます。アクセプトの「Fast As A Shark」のカバーも違和感ないですしね。

 

とりわけ遂にバンド名を冠した楽曲を収めるなど、前半の密度はかなり濃いので、冒頭数曲でもうお腹いっぱい(笑)。これは相当にいいアルバムになるんじゃ?思ったんですが、、正直中盤から後半にかけて、ミッドチューンや同じようなリフの使い回しが続き、少々飽きを感じたのも事実でした。

 

まあ、このアルバムやデストラクションに限った問題ではなく、スラッシュ系はアルバム前半に売りとなる疾走曲を固めてるケースも多いですからね。ただそうなるとアルバム1枚を通して聴く意味があまりなくなり、、前半を中心に気に入った曲単位で聴いた方が良い印象がします。

 

今さらですが、マイク脱退の痛手はリフのちょっとしたアイデアなどの部分で、未だジワジワと感じてしまう場面がありますね。。マイクは「チリチリしたリフ(笑)」なんて風に言われてましたけど、今のギター陣2人もデストラクションらしさに上手く寄せてるものの、やはりマイクのオリジナリティとは似て非なるものに思えます。

 

単純にサウンドプロダクションや演奏クオリティだけで言えば、80年代当時とは別次元にレベルアップしてますし、2000年代のマイク在籍時と比べてもさらに向上してますけど、そのスキのなさがかえって平準化を招いて、デストラクションらしさ、個性を希薄にしてしまっているのは否めないところでしょう。

 

長く大好きなバンドだからこそ、ついつい色々と注文したくなりますが、歴代でも随一と言えるランディ・ブラックのドラミングの凄さなど、現編成ならでは良さもあるので、曲を選びつつ愛聴していきたいですね。

 

今回はやはり、バンドの新たなテーマ曲と言える「Destruction」をピックアップしました!このタイトルを冠するに相応しい、デストラクションのトレードマークが詰まった濃厚な1曲に仕上がっていて、ライヴでも新たなハイライトになるでしょう!

 

聴いてほしい度

82

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Destruction

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  • Destruction
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

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Birth Of Malice

Birth Of Malice

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