※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
フィンランドのハード・ロック・バンド、チェリー・ボムズ(THE CHERRY BOMBZ)が、1985年にリリースしたEP『The Cherry Bombz』の1曲目に収録。
思わぬ夏風邪でぶっ倒れて更新が滞ってましたが、、、通常モードで楽曲紹介をいってみましょう~。「Cherry Bomb」といえば、真っ先にザ・ランナウェイズの有名曲を連想しますけど、このチェリー・ボムズ(日本盤に合わせて「ザ」は省略してます)は、元ハノイ・ロックスのギタリスト、アンディ・マッコイとナスティ・スーサイドらが、1985年のハノイ解散後に結成したバンドですね。
他のメンツも何かとハノイに関連するメンバーが集まりましたが、シンガーとして参加したのが紅一点の英国人アニタ・チェラマー嬢でした。アニタはトト・コエロなる女性5人組のニューウェイヴダンスグループに在籍していました。
メンバーが固まりデビュー作のレコーディングの突入するも、バジェットの問題でフル作が困難になり、先に出た4曲入りEPに1曲を足した本5曲入りEPになったわけですね。翌年には日本盤化もされたEP『The House Of Ecstasy』をリリース。
さらにはこちらも日本盤が出ているライヴ音源『Coming Down Slow』、映像版の『Hot Girls In Love』(コレ、タイトル違いで色々出てますね)もリリース。全米でのライヴ活動も敢行しましたが、結局、フルのスタジオ作の実現には至らず、1986年中には短命で解散してしまいました。
音源を振り返ると、集まったメンバー的にハノイを踏襲した音楽性が当然期待され、実際、そうしたニュアンスが多分に感じられるものの、よりメロディを重視した方向性を標榜。アニタのフロントウーマンとしてのキャラクターや艶やかなボイスと相まって、確かにひと味違った新機軸も感じ取れますね~。
今回ピックアップした「Hot Girls in Love」は、80sのカナディアン・ハード・ロック・バンド、ラヴァーボーイが1983年にリリースしたヒット曲のカヴァー・ヴァージョンです!
オリジナルは爽快で典型的な産業アリーナ・ロックでしたが、チェリー・ボムズはアニタの妖しくセクシーな魅力を前面にフィーチャー。よりギターをラフにしたストリートの匂いが濃く出ていて、ワイルドでグラマラスなバージョンに仕上げています。
それにしても、音楽的にはまったく接点のないラヴァーボーイとハノイ・ロックスが、この曲で交わったのも実に興味深いですよね。改めて聴き比べるのも面白いでしょう。ストリーミングでは前述のライヴが『Live In London』として音源がアップされ、Apple Musicでは幾つかの映像も確認できます。
ぜひ、一度聴いてみてください!
ライヴ映像はこちら!
