※評価が今イチなアルバムの中に眠る、隠れた佳曲をご紹介していきます。
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、アクセプト（ACCEPT） が、1996年にリリースした11枚目のアルバム『Predetor』の8曲目に収録。
グランジが吹き荒れ、ヘヴィ・メタルが絶滅の危機に瀕した90年代は、まさに80年代に活躍したメタルバンド達の駄盤の宝庫。似合わないグランジ臭を漂わせた作品が、痛々しかったりします。
この『Predetor』はまさにそういった作品のひとつ。前作『Death Row』で示した方向性を、さらに推し進めた重々しいムードに包まれています。
あの80年代のアクセプトの音楽性を考えると、一曲目の出だしから、やっちまったがっかり感が半端ないですね。。今回、気軽にリピートできるストリーミングのおかげで、改めてチャレンジしたんですが、やっぱり最後まで辿りつきませんでした（苦笑）
そんな中で数少ない聴きどころと言えるのが、本日ご紹介する「Crucified」です。どんよりと厳しい楽曲の中が並んでいるので、聴き逃しそうになりますが、この曲はアルバム中で唯一のアップテンポチューン。中間部のツインギターソロは、これぞアクセプト！といえるドラマティックさで、聴き応えがあります。
今のアクセプトも頑張っていますが、例えこの時代の作品でも、やっぱりウドとウルフのコンビネーションのほうが良いな！と改めて思いましたね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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