※古きを聴いて新しきを知る。遠い昔になった時代の楽曲を振り返ります!
アメリカのハード・ロック・バンド、アクシス (AXIS)が、1978年に発表した1枚目のアルバム『It’s A Circus World』の1曲目に収録。
AXISのメンバーは以下の通りです。
・ダニー・ジョンソン(G,Vo)
・ジェイ・デイヴィス (B,Vo)
・ヴィニー・アピス(Ds)
ちょうど洋楽を聴き始めた頃に音楽雑誌の広告を見て、スペーシーな雰囲気のジャケが未だに印象に残っています。『灼熱星雲』という仰々しい邦題が、いかにも70年代ぽいですね。
CDでのリリースもあったものの、日本盤が未発売で何となく手に入れるきっかけを失っていたのですが、なんとストリーミングサービスで発見!こういう作品を手軽に聴けるのが、ストリーミングの魅力のひとつですね。
聴いて瞬時にわかる、オレがヴィニー・アピスだ!と主張しまくりのカチカチなドラムサウンドと、独特の後ろノリが最高に心地イイ~。筆者のようなヴィニー好きならそれだけで満足でしょう。
かのアンディ・ジョーンズのプロデュースによるサウンドもメジャー感抜群。トリオ編成らしく、いい意味でスキのある骨太なハードロックが程良く耳を刺激してくれます。
のちにアルカトラスの3代目ギタリストとして、イングヴェイ・マルムスティーン → スティーヴ・ヴァイの後釜という、とんでもない大役に任されてしまったダニーも、ここでは無理がなくフィット。いかにあのときのアルカトラスが無謀な人事だったかわかりますね。。。
正直、表題のおすすめ曲も含めてコレ!というキメ曲がないのも事実ですが、逆にどれも70年代末期らしいノリの手応えあるハードロックで、気持ちよく聴けることでしょう。1枚だけで自然消滅はもったいないバンドでした。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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