※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュメタルを紹介していきます。
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、アイアン・エンジェル(IRON ANGEL)が、1985年にリリースした1枚目のアルバム『Hellish Crossfire』の6曲目に収録。
この間、ストリーミングを見てたら、このアイアン・エンジェルの新作がリコメンドされてきまして、突然バンドのことを思い出したので(笑)本日は取り上げてみました〜。
前回のリヴィング・デスもそうでしたが、このアイアン・エンジェルもコンピレーションアルバム 『Speed Kills Ⅱ』の収録バンドでした。あのコンピはスラッシュムーブメント初期の動きを知る上で参考になったし、聴き込んだのでバンドについても良く覚えてますね。
今回ピックアップした「Rush of Power」は、その『Speed Kills Ⅱ』に納められていたキラー・チューンです!轟音という言い方がぴったりでしょうか、壁のように襲いかかるリフと、猪突猛進に疾走するツーバスの勢いが尋常ではありません。
上手いんだか下手なんだかよく判別できない(笑)、演奏が却ってスリリングでシビレますね〜。その中で、こちらはかなりのヘタウマ(汗)で、吐き捨てるように中音域で(ハイトーンではない)歌う、というか朗々と語ってる?ようなヴォーカルが、好きになったらクセになること請け合いです。
この1曲単体で聴いてる分には、めちゃくちゃカッコえ〜じゃんと、言いたいところですが、アルバム1枚通して聴くと、ずっとこの調子でなんとなく疲れます(笑)。
改めて聴くと、スラッシュというより、初期ハロウィンにテイストが近く、スピードメタル、というカテゴリーが一番しっくりくるような気がしますね。
次作では、リッチー・ブラックモアの息子、ユルゲンがゲスト参加!(ほんのちょっとですが)しており、当時話題になったものの、バンドの方は特に有名になるわけでもなく、マニアックなスラッシャー御用達のままで終わってしまいました。
2020年にまさかの新作ですか〜(あ、2018年にも出てるんですね)、、、オススメは旧作ですが、ストリーミングで試し聴き程度ならいいかもしれません(笑)。
ぜひ、一度聴いてみてください!