※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、ブリトニー・フォックス(BRITNY FOX)が1990年にリリースした1stアルバム『Britny Fox』の2曲目に収録。
ハード・ロック界のブリちゃんこと?ブリトニー・フォックスが、密接に関わっているバンドといえば、同じフィラデルフィア出身のシンデレラです。初期メンバーのマイケル・ケリー・スミス(G)とトニー・デストラ(Ds)が、元シンデレラですから、それもそのはずと言えるでしょう。
トニーはブリトニー・フォックスがメジャーデビュー前に亡くなっていますが、マイケルは中心メンバーで活躍し続けました。そうした兄弟的なバンドだけに、音楽性もシンプルなハード・ロックンロールを基調にしており、両バンドに共通する部分も感じられますね。
似ているといえば、デビュー作で4人のメンバーが立ち並んだジャケの雰囲気も、何となく寄せた?気がします。それにしても、ヘアメタルのお手本のようなメンバーの盛り盛りヘアースタイルは、猛烈に80sメタル臭が漂ってきます。
今回ピックアップした「Long Way to Love」は、シングルにもなっており、全米でプチヒット(笑)しました。メジャーキーの大陸的なイメージを感じさせるリフをメインに構成されており、軽快なハードロックンロールだけに、力を抜いて身を委ねられますね。
アルバムは全米TOP40にランクインし、88年のボン・ジョヴィがヘッドライナーのカウントダウンライヴにラインナップされ、初来日しています。会場は東京ドームで、ライヴの模様は地上波テレビで放映されましたが、あのブリトニー・フォックスが!と今考えるとスゴいことですよね〜。
レコード会社もそれだけ猛プッシュしてたにも関わらず、日本では今ひとつブレイクしなかったのは、楽曲やメンバーのキャラが、これという決め手にかけていた?気がしますが、いかがでしょうか。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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