※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、マノウォー(MANOWAR)が、1982年にリリースした1枚目のアルバム『Battle Hymns』の2曲目に収録。
説明不要の世界一“濃い”トゥルーメタラーのマノウォーだけに、タイトルに「METAL」の文字が刻まれた楽曲の多いこと!他にも「Steel」とかメタルを想起させるワードのオンパレードで、楽曲名にもブレない信念を貫いているさまは、改めて凄まじい限りです。
バンドのキャッチフレーズが、Death to False Metal 、まがい物のメタルに死を、ですからね。マノウォーを前にすると、ほとんどのメタルが、今や偽物になってしまいそうですが、そうした極端な思考や方向性を打ち出しているところも、真性のメタラーにはたまらないポイントでしょう。
今回ピックアップした「Metal Daze」は、マノウォーの史上で、一番最初にMetalと名付けられた曲です。どことなくディープ・パープルの「Stormbringer」を彷彿とさせるミッドなリズムに、エリック・アダムスの強靭なシャウトヴォイス、ジョーイ・ディマイオ先生のブリブリと唸るベースが乗っかってくる、典型的なマノウォーのミッドチューンですね。
初期の作品では、それほどメタル度の高さを感じないのも正直なところですが、2011年にリレコーディングされたヴァージョンより、しょぼくてもオリジナルの方が味わいがあって、好みかもしれません。音圧よりも初期衝動に魅力を感じます!
音圧で思い出しましたが、マノウォーは世界一長いメタルのライヴで、ギネス記録を持っているそうです。なんと5時間1分!(汗)。筆者も93年の初来日と2000年代に海外でライヴを見ましたが、あれを5時間聴かされるとは、いやはや言葉がありません(笑)
ぜひ、一度聴いてみてください!