※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!
イギリスのロック・シンガー / ソングライター、ビリー・アイドル(Billy Idol)が、1983年にリリースした2枚目のソロアルバム『Rebel Yell』の4曲目に収録。
ビリー・アイドルの出世作にして代表作で、当時「反逆のアイドル」という邦題がつけられたアルバム『Rebel Yell』のリリースから40年を迎えました~。このアニバーサリーイヤー記念したデラックス・エキスパンデッド・エディションが、4月26日に発売されましたね。フィジカルではCDに加えアナログも用意され、ストリーミングでも全面解禁されています。
発売タイミングに合わせて、ビリーとスティーヴ・スティーヴンスによるアコースティックによる最新ライヴ映像がYouTubeに公開されていますね。
それを観ると、ビリーは勿論年齢を重ねたなりの雰囲気はあるものの、70歳間際とは思えぬ尖りのあるパンキッシュな風貌のイメージは変わっていないのが驚きでした。少々恰幅のよくなったスティーヴンも含め、よい年の取り方をしてるなあ~と感じました。
ロックンロールの生きる伝説的な存在のビリーは、1976年にパンク・ロック・バンド、ジェネレーションXを結成。1978年にはデビュー作をリリースし、燃え上がるイギリスのパンクムーブメントの一角を担い盛り上げました。
1981年にジェネレーションXが解散してから、ビリーは渡米し、盟友スティーヴと出会いソロ活動を本格化させていきました。ソロではパンク・ロックの要素をアメリカのエンターテインメントなロックンロールを、スティーヴンのハードなギターを絡めて巧みに融合させることに成功します。
パンクとハードロックがまだ相容れない時代に、形は違えど、そのどちらのファンにとっても聴きごたえのある作品と音楽性に仕上げ、結果的に大ヒット作品を生み出したビリーとスティーヴンの最強タッグは、40年の時を経て改めて評価されるべきでしょう。
タイトル曲「Rebel Yell」がやはり出色の出来ですが、今回は明るくポップでキャッチーなテイストとメロディが気に入っている「Blue Highway」をピックアップしました!ノリのよい軽快なリズムで楽しく聴ける曲調は、いかにも80sの洋楽といったムードが漂っています。ビリーの味のあるボイスがアクセントになって、単純なポップソングで終わらない点もいいですね~。
ぜひ、一度聴いてみてください!