※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、モトリー・クルー(MOTLEY CRUE)のヴォーカリスト、ヴィンス・ニール(VINCE NEIL)が、1993年にリリースした1枚目のアルバム『Exposed』の1曲目に収録。
前回のヘアメタル括りで、この夏全米で行われる、モトリー・クルーの大規模な「The Stadium Tour」について触れましたけど、その注目ポイントのひとつが、ヴィンス・ニールは、果たして体調万全でツアーを完走できるのか??というところでしょう。
以前、あまりにも見た目が変わってしまったヴィンスが、ステージ上で歌えなくなった惨事を取り上げましたけど、、、
あれから、約1年後、遂にキックオフを迎える「The Stadium Tour」でのヴィンスの状態は、興味津々ですよね〜。このツアーの合間には、なんと自身のソロとしてのショウも行う予定なので、きっと、努力して大幅に若返ったと信じたいところです!
そんなヴィンスとモトリーが、結果的には一時期ではありましたけど、袂を別つという衝撃の事態が91年に起こりましたね。モトリー脱退後の動向が注目されたヴィンスが、ソロ作をリリースから、来年で早30年が経過しますね。
モトリーもジョン・コラビを迎えてアルバムをリリースしたわけですけど、、
結果から言うと、ヴィンスの圧勝!という印象を受けました。ヴァン・ヘイレンからデイヴが脱退したときもそうでしたけど、声に個性がありまくりのシンガーは、想像以上にそのバンドの印象を決定づけていたんだなあと痛感させられます。
ヴィンスの場合は、とりわけそれを感じさせられましたね。ソロ第一弾は、俺がモトリーの顔だ!と言わんばかりのわかりやすく、かつ実にクオリティの高い内容で、80年代からのモトリーファンであれば、誰もが溜飲を下げたことでしょう。
ジャック・ブレイズとトミー・ショウが共作したシングルカット曲「You're Invited(But Your Friend Can't Home)」の、勢い抜群のハード・ロックンロールも最高なんですけど、今回はスティーヴ・スティーヴンスの魅力が全編で炸裂する「Look In Her Eyes」をピックアップしてみました!
リフからソロにわたるまで、全編で緻密に弾きまくるスティーヴンのギタープレイが、緊張感に満ちて、とにかく凄まじいですね!ミック・マーズとのこれでもかという差で(汗)、満足させられます。ヴィンスのシリアスに歌い込むヴォーカルもクールですね。
有名バンドのシンガーのソロ作は、意外とがっかりさせられるケースも少なくないですが、このヴィンスの本作は、モトリーの有名作と決してヒケをとらない逸品です!
ぜひ、一度聴いてみてください!