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【楽曲紹介】キム・ミッチェル(Kim Mitchel)「Rumour Has It」

※まさにHM/HRの黄金時代、80年代を彩った楽曲を振り返ります!

 

カナダのハード・ロック・シンガーソングライター / ギタリスト、キム・ミッチェル(Kim Mitchel)1984年にリリースした1枚目のソロアルバム『 Akimbo Alogoの8曲目に収録。

 

今回はオンタリオのサーニア出身、80sの実力派カナディアン・ロッカーからキム・ミッチェルことジョセフ・キム・ミッチェルをご紹介しましょう〜。70年代から地元で音楽活動を開始したキムは、1973年にマックス・ウェブスターを結成。シンガー&ギタリストとして活動しました。

 

マックス・ウェブスターは1976年にアルバムデビューし、シングルヒットも飛ばしつつ、毎年のように音源をリリースしながら大規模なツアーを敢行。カナダ国内で人気を博しました。しかし、1982年にキムはバンドを脱退し、ソロ活動を開始。その第一弾がブロンズからリリースされた本作でした。ちなみにマックス・ウェブスターの音源は現時点でストリーミング未解禁ですね。

 

カナダでは有名アーティストとしての地位を確立したものの、全米マーケットに進出できずにいたキムは、よりポピュラリティのあるキャッチーなハード・ロックサウンドを標榜。その結果、本作のオープニングに収録されたシングル「Go for Soda」が世界的にスマッシュヒットし、ビルボードTOP 100で86位にランクインを果たしました。

 

本国でもソロ作は受け入れられ、シングルヒットを複数連発。プラチナムのセールスを記録していますね。日本でも本作はジャケットを差し替えた日本盤として発売されましたが(ストリーミングで確認できるのは本国盤ともまた違う、アメリカ盤のジャケット)、知る人ぞ知る存在のままかもしれませんね。

 

「Go for Soda」も流石に良い曲なんですけど、今回はアルバム中でもっともハード・ロック色強目で、メロコア風にドライヴする「Rumour Has It」の方をピックアップしました!

 

イントロでの激しいドラムのオカズから一転、実にキャッチーなメロディラインとコードワークが心地よいですね〜。味わい深さを同居させたキムのハイトーンヴォイスと、テクニカルかつエモーショナルなギタープレイも特筆すべきでしょう。

 

その後リリースしたアルバムも軒並みヒットし、2020年にはカナダにおけるソングライターの殿堂入りを果たしています。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Rumour Has It

Rumour Has It

  • Kim Mitchell
  • ロック
  • ¥153
  • provided courtesy of iTunes