※何度聴いたかわからない!HM/HRの定番曲を改めてご紹介していきます。
※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、 アクセプト(ACCEPT)が、1985年にリリースした6枚目のアルバム『Metal Heart』の1曲目に収録。
先日は最新作のレビューで、少々否定的なことも書いてしまいましたが、80年代に相当入れ込んでいた(ちょっと過去形になってしまいますが、、)バンドだけに、まだまだもっとやれるはず、と思ってしまうんですよね。。
ストリーミングで昔の音源を久々に聴いていくと、やはり次元が違う!『Breaker』から『Russian Roulete』辺りまでの作品は、本当に甲乙つけがたい凄みがあります。
専門誌でも当時は不自然なほどに激押しされてましたけど(笑)、確かにあの時代のアクセプトは、純度200パーセントのヘヴィ・メタル・バンドとして隙がなく、文字通り神がかっていて、出す音源出す音源がどれも素晴らしかったことに違いはありません。
今回はちょうどメタルタイトル括りで、超基本に戻ってアルバムのタイトル曲でもある「Metal Heart」を遅ればせながら(汗)ピックアップしてみました!当ブログで「メタル」とタイトルに冠した楽曲を色々と紹介していますが、本来なら1曲目に取り上げるべきものですよね。。
ボトムの低いヘヴィなリフと男臭さを充満させたシンガロングが響き渡る中で、突如放り込まれるベートーベンの「エリーゼのために」を大胆にも引用したギターソロ。これはとんでもない発明だな!と、初めて聴いた時にドキッと驚愕させられましたね~。
それから40年の間に、いったい何回聴いたかわからないですけど、わかっていてもいまだに「おっ!」と思わせてくれますし、ついつい鼻歌を一緒に口づさんでしまうのも変わりません(笑)。
イントロでのチャイコフスキー「スラブ行進曲」の引用も含め、イングヴェイ辺りの方法論とは違うクラシックとメタルの効果的な融合という意味で、エポックメイキングな1曲といえるでしょうね。
もしこのアイデアがなくても、正統派メタルの佳曲であるのは間違いなかったでしょうけど、ウルフ・ホフマンの鬼気迫る間奏が付加されたからこそ、アクセプトの歴史のみならずメタル史に輝く名曲が完成したといえるでしょう!
ぜひ、改めて一度聴いてみてください!