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【楽曲紹介】ラウドネス(LOUDNESS)「METAL MAD」

※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!

 

日本のヘヴィ・メタル・バンド、  ラウドネスLOUDNESSが、2008年にリリースした通算26枚目のアルバムMETAL MADの2曲目に収録。

 

日本を代表するメタルバンドとして長年にわたり活動し、膨大な数の音源、楽曲を世に送り出してきたラウドネスだけに、振り返ると「メタル」を冠した楽曲も、近年中心にちょいちょい散見されます。

 

アルバムとしてはHeavy Metal Hippiesと本作『METAL MAD』に「メタル」のワードが冠されていますが、楽曲としては、2・0・1・2収録の「The Voice of Metal (Song for RJD)」、『The Sun will Rise Aagin 〜撃魂霊刀』収録の 「The Metal Man」「Greatest Ever Heavy Metal」辺りになりますかね~。

 

今回のメタルタイトル括りでは、アルバムのタイトル曲でもある「METAL MAD」をピックアップしてみました!この頃と言えば、ブッダ期3部作が終わり、オリジナルメンバーで復活、その第一弾こそ80年代のラウドネスの色合いが多少は感じられたものの、徳間に移籍後の作品の大半は、引きずるような陰鬱ヘヴィネスに再び支配されており。。。

 

80sのラウドネスにのめり込んだ多くの方々は、筆者も含めバンドとの距離が離れてしまった時期かもしれません。そんな時に『METAL MAD』というタイトルを見て、もしやと期待してみたんですが、、このタイトル曲だけは名曲「Crazy Doctor」を少なからず彷彿とさせ、かつてラウドネスが好きになったエレメントが感じられましたね。

 

この曲調なら、高崎の少々強引な速弾きや野太くなった二井原のヴォイスも許せるんですけど(笑)、やはりラウドネスらしさを完成させる大切な要素は、この曲でも聴ける樋口の手数の多いラウドドラミングなんだと改めて痛感させられます。

 

結果的に樋口の生前に発表された最後のアルバム、という重要な位置づけになってしまったわけですから、そのアルバムの中でも最もラウドネスらしさ、樋口らしさを感じられるという意味で、バンドの永き歴史の中でも忘れられない1曲といえるでしょう。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

METAL MAD

METAL MAD

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