※タイトルに「METAL(メタル）」のワードが入った楽曲を紹介していきます！
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、マッド・マックス（MAD MAX）が、2012年にリリースした10枚目のアルバム『Another Night of Passion』の3曲目に収録。
ジャーマン・メタル・シーンの大ベテラン組の1つマッド・マックスは、81年にミュンスターで結成され、89年まで活動し一度解散。その後、99年に再結成後は精力的に音源制作を重ね、2022年の最新作で実に14枚目のアルバムを数えます。
現在のオリジナルメンバーは、ギターのユルゲン・ブレフォースのみとなったものの、大半の作品で歌唱し、カサノヴァ、マイケル・シェンカー他多方面での活動でも知られる実力派シンガー、マイケル・ヴォスが在籍したバンドという印象が未だに強いでしょう。
そんなマイケルの歌唱が堪能でき、メロディアスなハード・ロックの佳作として挙げられる『Night of Passion』等、80年代の良作がいの一番に思いつくところですが、どれも残念ながらストリーミング解禁されていないですね。。
現在聴けるタイトルは、最新作を始め再結成後の作品のいくつかとなります。それぞれ一定の水準は超えていて決して悪くはないんですけど、どれも80年代を超えているかというと微妙なところ。そんな中で『Another Night of Passion』と、自らの代表作の続編としてのタイトルを冠した本作は、比較的注目に値する作品に仕上がっています。
今回はメタルタイトル括りでピックアップした「Metal Edge」は、メタルアンセム風でミッドテンポの重厚感あるリフを主体としたヘヴィ・メタル・チューンです！マッド・マックス自体にはメロディアス系のイメージが強いんですが、こうした曲調も様になっています。この曲もさることながら、ソツのないアルバム全体の作りも流石といえるでしょう。
ちなみにデビュー作の自主制作盤は「Heavy Metal」とタイトルに冠されており（曲名にはないですけど）、「Metal」への拘りの強さは初期から十分に伺えますね。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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