※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
スウェーデンのメロディアス・ハード・ロック・バンド、トリート(TREAT)が、1987年にリリースした3枚目のアルバム『Dreamhunter』の7曲目に収録。
旧作がストリーミング化されるときは、新作と違い、シレッとアップロードされていることも多々あります。このトリートの旧作も、最近いつの間にかラインナップされていて、偶然発見した次第です。個人的には、特にストリーミング化を望んでいた一枚だったので、嬉しかったですね〜。
さて、北欧メロハー系の中で、トリートは近年コンスタントに作品をリリースし、頭一つ抜けた人気を誇っている印象があります。筆者は初来日と、日本でほぼ忘れ去られたちょうど15年くらい前に、ヴォーカルのロバート・アーンルンドが復活して再結成した直後、海外でトリートのライヴを観てますが、今でも記憶に残るくらい素晴らしいパフォーマンスでした。
それから数年経って、遅ればせながら日本でもようやく、実力に見合った評価がされ始めた感がします。元々80年代の頃も人気を博しましたけど、ルックスが良すぎたことが、ある意味災いして、音楽面以上に注目を集めた感がありましたからね。
今回ピックアップした「World of Promises」は、トリートの楽曲の中で特に好きなレパートリーのひとつです。リードギターや分厚いコーラスで、何度も繰り返されるフックを極めた美しい主旋律と、北欧のバンドにしか醸し出せない透明感。こういった曲調に、ロバートの声質がほんと合うんですよね。
いつ何度聴いても、初めて聴いた時と変わらない、甘酸っぱい感動を呼び起こしてくれる、まさに北欧メロハーの教科書的な一曲と言えるでしょう!
ちなみに当時MVも制作されましたが、こちらはセクシーなおねーちゃんが登場する、80sヘアメタル感丸出し(笑)。ラットの「Round and Round」の逆パクリで、ギタリストが床の壁を突き破って登場するシーンが笑えますね〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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