※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 トゥイステッド・シスター(TWISTED SISTER)が、1985年にリリースした3枚目のアルバム『Stay Hungry』の1曲目に収録。
80sのグラム系メタルのアイコンといえば、トゥイステッド・シスターであり、フロントマンのディー・スナイダーでしょう。ケバケバしいメイクとド派手な衣装に似合わぬ、ポップでキャッチーなハード・ロックンロールで、多くのメタルファンに愛されてきました。
筆者は80年代の来日公演は、残念ながら経験していませんが、2000年代に運よくアメリカのフェスで、トゥイステッド・シスターのライヴを観ることができました。エンタテインメントを凝縮したような極上のパフォーマンスは本当にお見事で、ライヴでこそ本領を発揮するバンドなんだと痛感しました。2016年に惜しまれながら解散したことで、彼らの再来日が結局実現しなかったのは、心から残念でしたね。
ディーといえば、MTVのメタル番組「ヘッドバンガーズボール」の、パーソナリティーとしてのイメージが未だにあります。色んなメタル楽曲をハイテンションに紹介する姿は、メタルの兄貴分のような雰囲気があって面白かったですよね。自分のバンドを紹介する時が一番チカラが入ってたりして(笑)。
ともすれば「We’re Not Gonna Take It」1曲のインパクトが強大すぎて、1発屋と誤解してるロックファンが、ひょっとしたらいるかも?しれないですが、勿論、デビュー作から他にも聴くべき曲は沢山あります。
今回ピックアップした「Stay Hungry」は、「We’re Not Gonna Take It」や「I Wanna Rock」と同じアルバムに収録されているだけで、タイトル曲なのに、どことなく影の薄い印象があります(笑)。しか〜し、アップテンポの緊張感のあるリフで、シリアスに攻め込むヘヴィ・メタル色が強い曲調は、キャッチーなトゥイステッド・シスターとは、また違った魅力を堪能できるでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!