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【楽曲紹介】 デス・エンジェル(DEATH ANGEL)「Seemingly Endless Time」

※思わず一人モッシュしたくなる!スラッシュメタルを紹介していきます。

 

アメリカ西海岸のスラッシュ・メタル・バンド、デス・エンジェル(DEATH ANGEL)が、1990年にリリースした3枚目のアルバム『Act III』の1曲目に収録。

 

ユニバーサルミュージックから昨年末に発売された、格安1000円CDシリーズ「HR/HM1000」第2弾に、本作が含まれていました。このシリーズ、入手困難、という観点で選んでいるわりには、入手しなくてもいいモノがチラホラと(汗)。。『Act III』は、ぜひ聴いておきたい1枚ですが、簡素なCDパッケージなら、まずはストリーミングで聴き倒せば十分だと思います!

 

さて、デス・エンジェルがデビューした時は、何と言ってもその年齢に仰天しました。全員が10代で、ドラムのアンディ・ガレオンは14歳!しかも、若さ(幼さ?)に似つかわない本格的なスラッシュ・メタルで、2度仰天しました。彼らが2004年に復活時も、まだ30代とバリバリ現役でしたからね〜。

 

セカンド以降は、スラッシュにファンク色を取り入れた、独特なサウンドを展開しましたが、メンバー同士がフィリピン系アメリカ人の繋がりから始まった、特殊な成り立ちも影響したのでしょう。個人的には、同じアジアの血が流れているバンドとして、アンディやペパ兄弟が在籍した初期ラインナップに、どこか親しみを覚えます。

 

今回ピックアップした「Seemingly Endless Time」は、アップテンポの短い典型的なスラッシュパートから始まり、跳ねるようなリズムの本編に移行、最後もまた速く短いスラッシュパートで締める、他ではあまり聞かれない展開が面白いですね。デス・エンジェルの独自性が、ぎゅっと濃縮された楽曲と言えるでしょう。

 

91年の初来日公演を観ましたが、正直まだ未完成なステージングで、音現ほどのインパクトにはかけていました。ところが2004年の来日時には、見違えるような素晴らしいライヴを披露し、真性ライヴバンドとしての魅力に溢れていました。

 

現ドラマーのウィル・キャロルは、コロナ感染で生死を彷徨いながら、無事復帰してくれたので、コロナ禍が収まれば、また素晴らしいライヴを世界中で披露してほしいですね!

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

Seemingly Endless Time

Seemingly Endless Time

  • デス・エンジェル
  • メタル
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

CDはこちら

アクトIII (生産限定盤)

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