※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、グレイト・ホワイト(GREAT WHITE)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Great White』の1曲目に収録。
グレイト・ホワイトのバックカタログは、長らく1枚目と2枚目がストリーミングにアップされていませんでした。いくつかアップされていた、ベスト盤にも含まれていなかったので、初期の楽曲だけがすっぽり抜けた、奇妙な選曲になっていましたね。それでもつい最近になって、ようやく聴けるようになっていました!
LAメタルムーブメントの比較的初期から活躍し、当初はいかにも、LAメタルっぽさを体現したようなスタイルでしたけど、3枚目の『Once Bitten』から、ブルーステイストや、アーシーな雰囲気を強めたハード・ロックに変化していきました。
アルバムの完成度とセールス的には『Once Bitten』『...Twice Shy』辺りが抜けていて、グレイト・ホワイトといえば、その辺りの時期がまずは語られがちですが、個人的には1枚目のまだメタル色を残した頃や、2枚目のブルース期に向かいつつある過渡期のグレイト・ホワイトの方が、結構好きだったりします。
今回ピックアップした「Out of the Night」は、記念すべきメジャーデビュー盤のオープニングを飾る曲で、マーク・ケンドールのドライヴするリフが、ひたすらかっこ良い、今となっては貴重な、グレイト・ホワイト流ヘヴィ・メタルです!ジャック・ラッセルのヴォーカルは、ブルース系のナンバーでの味のある歌唱が勿論出色ですが、こうしたメタル系のナンバーも、見事に歌いこなしています。
ちなみに、この「Out of the Night」は、メジャーデビュー前の自主制作EPでのヴァージョンも、聴くことができます。荒々しさと勢いが感じられるこのヴァージョンも、比べて楽しんでほしいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
自主制作ヴァージョンはこちら!