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【楽曲紹介】オーディン(ODIN)「The Writer」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、オーディン(ODIN)が、1985年にリリースした1枚目のEP『Don't Take No For An Answerの1曲目に収録。

 

オーディンというと、ジャパメタ好きとしてはラウドネスの楽曲を想起しますけど、LAメタルムーブメントの渦中で活動をしていたバンドですね。メタルファンに不評だった映画「メタルイヤーズ」に、リジー・ボーデンらと共に登場したバンドといえば、思い出すメタルマニアも多いでしょう。

 

ヘアメタルの括りで紹介しようとも思ったんですが、初期オーディンサウンドは、アメリカのバンドらしからぬウェットな質感で、完全に正統派メタル寄りなんですね〜。マリスとかレザーウルフを彷彿とさせ(そこまでいいものではありませんけど、、汗)、見た目のチャラさと音楽性がリンクしていない印象です。

 

それもそのはず、ギタリストのジェフ・ダンカンは、89年に同じくLAメタルの正統派アーマード・セイントに加入し、現在も在籍しています。ちなみにドラムのショーン・ダンカンは兄弟にあたります。

 

今回ピックアップした「The Writer」は、6曲入りEPのオープニングを飾る、正統派のヘヴィ・メタル・チューンです!LAのヘアメタル系か〜、なんて油断してると、イントロの劇的なツインリードの響きから、思わずおっ!となりますよね。この辺りのジェフのセンスは、アーマード・セイントに受け継がれたといえるでしょう。

 

そして、良くも悪くも個性的なランディ・オーの超絶ハイトーンヴォイス。お世辞にも巧いとはいえず(汗)、ほぼ金切り声と化しているので、この辺りが好き嫌いを大きく分けそうです。筆者もうるせーなあ(笑)と思いつつも、このB級(C級?)感が、なんか憎めないんですよね。

 

88年には日本だけでデビュー作がリリースされるという異例の展開をしましたが、すでにジェフもアーマードに参加しており、解散状態だったようですね。帯に書かれた”次代のLAメタルを担う若き英雄”が、なんとも空虚ですけど、音楽性も正統派から中途半端なヘアメタル風へとシフト。こちらも含めたベスト音源も、ストリーミングで聴くことができます。

 

ぜひ、一度聴いてみてください!

The Writer

The Writer

  • Odin
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

CDはこちら

Best of

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  • アーティスト:Odin
  • Perris
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