生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます。
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・バンド、 ジェフリア(GIUFFRIA)が、1984年にリリースした1枚目のアルバム『Giuffria』の2曲目に収録。
ストリーミングにまだアップされていない昔の作品が、そろそろアップされてないかなあ、とたまに検索したりするんですが、ジェフリアの2枚のアルバムが、遂にストリーミング化されました〜!(ちょっと大げさですかね笑)。
個人的には当時かなり聴き込んだ、80sの良き時代を象徴するアルバムとして、とても懐かしく感じます。日本盤(邦題は「美伝説」!笑)のLPの表面は、ツルツルのPP加工がされていて、とても綺麗だったのを覚えていますね。確か特典にジャケット柄のステッカーが付いていて、グッドデザインのマークみたいでかっこよかったので、思わずギターに直張りした記憶があります。
サウンド的には、ヴォーカルがちょっとハスキーなハイトーンのせいか、何かとジャーニーのフォロワー的な見方をされがちでした。ですが、翻って言えば、ジャーニーのようなキャッチーで良質な楽曲が揃っていたからこそですし、総帥グレッグ・ジェフリアの世界観が、鍵盤プレイを通じて強く盛り込まれ、個性のあるサウンドを構築していたと思います。よりアメリカン・プログレ・ハード的な要素も強く感じますしね。
今回ピックアップした「Call to the Heart」は、全米チャート15位を獲得した、文字通りジェフリアの代表曲であり、80sメタルシーンが生んだ名曲のひとつといって良いでしょう。荘厳なグレッグの音色に導かれ、美しくもどこか心温まるようなメロディに癒されます。クレイグ・ゴールディのスライドギターによるソロも、とてもいい味を出していますね。
アルバムも全米チャートの30位内に入る健闘を見せ、さらなる活躍を期待したんですが、セカンドが鳴かず飛ばずで(これもいいアルバムですよ)、わずか2枚でシーンから消えたのは、とても残念でした。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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