※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます！
イギリスのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、キャッツ・イン・スペース（CATS IN SPACE）が、2020年にリリースした5枚目のアルバム『Atlantis』の5曲目に収録。
2015年にサセックス州のホーシャムでグレッグ・ハート（G）、スティーヴィ・ベーコン（Ds）によって結成されたキャッツ・イン・スペース。グレッグはエイジアのアルバムへのゲスト参加やモリツやイフ・オンリー等に在籍し、スティーヴィーはロビン・トロワー等と活動していました。
そこにアリーナ等のポール・マンジ（Vo）、イアン・ギラン、エア・レース等のディーン・ハワード（G）、ステートトゥルーパー等のジェフ・ブラウン（B）、アンディ・スチュワート（Key)が合流して始動しました。ポールは2019年にスウィートに加入のため脱退し、現在はダミアン・エドワーズに交代しています。
10CCのミック・ブラウンを共同ソングライターとコーラス、スウィートのアンディ・スコットをコーラスに、2015年8月にシングル「Mr. Heartache」さらにはデビューアルバム『Too Many Gods 』をリリースしました。
ブリティッシュ・ロック・シーンで、大きな知名度はないものの、いぶし銀の実力を持つメロディアス・ロック系アーティストが結集。そこから創り出されたサウンドは、美しい人力多声ハーモニーとメロディに彩られた、70sの古き良きメロディアス・ロックを現代に蘇らせた極上のもので、たちまち大きな反響を呼びました（日本以外では。。）
クイーン、ELO等のブリティッシュ勢に加え、ボストン、スティクス等といったアメリカン・プログレ・ハードのエレメントも存分に感じられ、メロディを愛するロックファンであれば、間違いなく気にいるはず。この方向性の本格的な再現はありそうでなかったので、数多のリバイバル系でも貴重なバンドと言えるでしょう。
今回ピックアップした「Listen to the Radio」は、タイトル通りにラジオフレンドリーなメロディとハーモニーが郷愁を誘うメロディアスなハード・ロック・チューンです！ストリーミングではシングルとしてもリリースされています。こういう素直に良質な音楽に身を委ねると心の底から安らぎますね〜。
2022年の最新作までアルバムは6枚でており、いずれも良作でストリーミングで聴くことができます。日本盤が全く出ていないとはいやはや。。。
また、本国ではディープ・パープルをはじめとした有名バンドとライヴを行っています。来日するわけないですけど、、、ライヴでこの音楽を味わってみたいですね。素晴らしいバンドなので、また別の楽曲もご紹介したいと思います！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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