※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
アメリカのメロディアス・ハード・ロック ・バンド、ザ・ストーム(THE STORM)が、1991年にリリースした1枚目のアルバム『The Storm』の4曲目に収録。
ザ・ストームはもっと以前からご紹介したいバンドでしたが、デビュー作がSpotifyのみでApple Musicでなかなか解禁されないなあ、、と諦めてたところ、「ザ・ストーム」とカタカナで検索すると全然違うアーティストに紐づいて発見!
たまにこういうあり得ない間違いがありますよね。リリース年が1971年とか間違えてるし(汗)、ホント勘弁してほしいものです。まあ気を取り直して、メロハーファンにとっての名バンドをご紹介しましょう!
90年代初頭にサンフランシスコで結成されたザ・ストームは、何といってもグレッグ・ローリー(Key)、ロス・ヴァロリー(B)、スティーヴ・スミス(Ds)というジャーニーからの3人が参加していることで話題になったバンドですね。
加えて、ケヴィン・チャルファント(Vo)、ジョシュ・ラモス(G)と、メロハー、産業ロックファンからすれば、鉄壁と言えるメンバーが揃ってますから、音も想像つきますし悪かろうはずがありません。
このデビュー作は当時日本盤CDで買いましたけど、一聴して思わず天を仰ぐほどに大満足しましたね〜。このメンバーから期待される通り、ジャーニーの遺伝子が自ずと滲み出た珠玉のメロハー、産業ロックワールドが全編で繰り広げられています。
ロッカバラードの「I've Got a Lot to Learn About Love」がスマッシュヒットしましたけど、バラードナンバーを効果的に配置しつつも、意外とハードエッジな感触があるのもいいですね。ボー・ヒルによるサウンドプロダクションもメジャー感バリバリで、80年代にリリースされていたら、全米TOP10も夢ではなかった?なんて妄想しちゃいます。
CDが擦り切れるほど聴きまくりましたが、中でもお気に入りで今回ピックアップした「You're Gonna Miss Me」は、爽快に突き抜けていくコード感とキャッチーなメロディが胸を締め付ける、至福のメロディアス・ハード・ロック・チューンです!
スティーヴ・ペリーが憑依したケヴィンの歌唱と、こちらはニール・ショーンが憑依した(笑)ジョシュのギターワークは、本家ジャーニー組に溶け込んで凄いことになってます。ジャケットのアートワークも素晴らしく、一生涯聴き続けたいアルバムのひとつですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!