※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます!
アメリカのメロディアス・ハード・ロック ・シンガー、スティーヴ・オージェリー(Steve Augery)が、2013年に配信限定でリリースした4枚目のシングル『For the Rest of My Life』に収録。
ジャーニーのシンガーといえばスティーヴ・ペリーが真っ先に浮かんでくるのは言うまでもありませんが、続くのは現メンバーのアーネル・ピネダでしょうか。アーネルの大活躍によってスティーヴ・オージェリーの存在が忘却されつつあるのは、オージェリー推し(笑)の筆者としてはちょっと納得できませんでした。
オージェリー在籍時のジャーニーの作品も素晴らしいと思いますし、ライヴでも何度か体験しましたが、ペリーに基本似てるようでどこか違う、あのマイルドな声のトーンや唱法が耳馴染み抜群で心地良いんですよね〜。
2007年にジャーニーを脱退してからというもの、すっかりニュースにならなくなったオージェリーですが、実は配信限定のシングルをコンスタントに次々とリリースし続けています。どれもテイストは違えど、さすがジャーニーに抜擢されただけのことがある、オージェリーの歌心を存分に味わえるでしょう。
今回その一連のシングル群からピックアップした「For the Rest of My Life」は、哀愁と爽快感を持ち合わせた、極上のメロディアス・ハード・ロック・チューンです!プロダクションも良好で、いい意味でジャーニーライクなシンセやリズムの雰囲気も抜群ですね~。
それにしてもどこかで聴いたことあるサウンドのテイストだなあと思い、クレジットを見て納得!これ筆者の推しバンド、ストリート・トークのフレドリック・バーク(Key)が、楽曲作りも含めて参加してるじゃないですか。俊逸な美メロとコード展開、アレンジが、まんまストリート・トークで、オージェリーのボーカルとの相性も最高です!
ボーカルだけでなく他のパートの多くを手掛け、これだけ良質な音楽をクリエイトできるオージェリーには、まだまだメロハー/産業ロック/AORシーンで活躍して、良いメロディを生み続けてほしいですね。
すっかり取り上げ損ねてましたが(汗)、昨年末にはひっそりとアルバムが出てますので、こちらも改めて紹介したいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!