※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、 テスラ(TESLA)が、1986年にリリースした1枚目のアルバム『Mechanical Resonance』の7曲目に収録。
最近ニュースで、イーロン・マスク氏の電気自動車「テスラ」の名称を聞くたびに、バンドのテスラのことを思い浮かべたりしてます(笑)。バンドのカテゴリー的には、ヘア・グラム・メタル、LAメタルに括られていますが、煌びやかなイメージよりも、本格派の渋いバンドイメージが強いですね。
91年にメタリカらと共演した、東京ドームでのカウントダウンライヴと、単独でのライヴを体験しましたけど、とにかくパフォーマンスが素晴らしく、生粋のライヴバンドの称号が相応しいと実感しました。音源で聴くちょっと地味で生真面目な印象とは異なり、エネルギッシュな雰囲気がひしひしと伝わってきて、ライヴでこそ本領を発揮するバンドだと実感しました。
その要と言えるのが、ジェフ・キースのソウルフルでエモーショナルなヴォーカルでしょう!その動く姿からもスティーヴン・タイラーを彷彿とさせますが、独特のしゃがれた声質での歌唱が、テスラの繰り出すハード・ロックに味わいと深みを与えています。
今回ピックアップした「Modean Day Cowboy」は、テスラの代表曲のひとつですね。硬質なギターリフと、メロディアスなキメのギターフレーズやソロが耳を惹くせいか、彼らの楽曲の中では、比較的メタル然とした印象を受けます。
アルバムとしては、2枚目の『The Great Radio Controversy』が一番好きなんですが、権利関係でこれだけがストリーミング化されていません。。そしてなぜか、2曲「Hang Tough」と「Heavens Trail」のMVだけ、ストリーミングでも見ることができます。こちらも権利の問題でしょうが、ちょっと珍しいパターンなので、こちらも今回リンクを貼っておきます〜。
ぜひ、一度聴いてみてください!
「Hang Tough」のMVはこちら!
CDはこちら