※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、 テスラ(TESLA)が、1989年にリリースした2枚目のアルバム『The Great Radio Controversy』の7曲目に収録。
テスラの楽曲紹介を当ブログでやってから、実に4年以上も経っていました~。
その時に書いてるんですが、彼らの代表作といってよい『The Great Radio Controversy』だけがストリーミング解禁されておらず、なぜかMVで1,2曲のみ聴ける状態でした。
例えばスコーピオンズの『Blackout』なんかも解禁されてませんけど、肝心の重要アルバムだけが、わざとイジワルみたい(笑)に聴けないのは、「ストリーミングあるある」ですよね~。
そんなテスラでしたが、筆者が気付いてなかっただけでしょうけど、いつの間にか名盤『The Great Radio Controversy』が解禁されていました!近年のアルバムまで順を追って聴けるようになって、ようやくテスラのカタログがビシッと整った印象がします。
デビュー作『Mechanical Resonance』も良質な作品でしたが、個人的には本作の完成度の高さには特に当時魅了されて、相当な回数CDで聴いた記憶があります。楽曲やメンバーのパフォーマンスも圧倒的に優れてますし、いかにも80sを感じさせるタイトなサウンドプロダクションが気持ちいいんですよね。
楽曲自体はバンドの特性上、アーシーなムード漂う渋めのテイストが散見されます。個人的には正直あまりアーシー系が得意でないので(汗)、ラフな音作りだと退屈に感じてしまいがちなんですが、本作は意外にも硬質かつメタリックな音像で飽きずに最後まで聴かせてくれます。プロデュースを務めたスティーヴ・トンプソンとマイケル・バルビエロの力量も大きいでしょう。
「Hang Tough」をはじめ大好きな曲も多いですけど、今回ピックアップした「Yesterdaze Gone」は、バンド史上で最もメタリックな疾走感を放ち、ドライブしまくるハード・ロック・チューンです!
来日公演でも見せつけられた演奏力の高さから、こうしたタイプの楽曲でも際立ってエネルギッシュな印象を与えてくれますよね。ハードで粒立ちの良い歪んだギターサウンドが気持ちよく、中間部のスリリングかつドラマティックに展開するギタープレイも実に素晴らしいですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
