※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のヘヴィ・メタル・バンド、 ダイダ・ライダ(DAIDA LAIDA)が、2020年にリリースした、5枚目のアルバム『綴(つづり)』の4曲目に収録。
元メイク・アップのNoBこと山田信夫(Vo)、元ガーゴイルのKENTARO(G)、アニメタルほかソロとしての活動もあるMASAKI(B)、元セックス・マシンガンズのJOEが現ラインナップのダイダ・ライダ。過去には元プレゼンスの白田一秀(G)が参加するなど、さながらジャパメタのスーパーグループ的な様相も呈していました。
それぞれ確固たる実績を持ったアーティストの集合体だけに、そのクオリティは担保されていますが、個人的にジャパメタ系でフェイヴァリットシンガーの一人であるNoBが、バカテク軍団を携えて、新たなHM/HRをクリエイトし続けている構図が、まずは嬉しいですね〜。
過去の4作は残念ながらストリーミング解禁になっていませんけど、コロナ禍の中で果敢に発表された現時点の最新作『綴』は、逆に異例の配信限定リリースの形をとったため、ストリーミングで楽しむことができます。
漢字1文字で全曲が表現された楽曲は、それぞれ違った色合いのHM/HRを聴かせてくれます。その中で今回ピックアップした「燎(かがりび)」は、NoBの強いフックを感じさせるアカペラのコーラスから始まる、80sテイスト満載のメロディアスなメタル・チューンです!
NoBのエモーショナルで激熱な極上ヴォイスは未だ若々しく、やはりこういった曲調に文句なくハマりますよね〜。KENTAROのキレの良いリフは実に小気味よいですし、中間部でギターばりのソロまで聴かせるMASAKIのプレイ、手数足数が多過ぎのJOEのドラミングと、NoBに譲らないバカテク軍団の主張の激しいプレイも最高です。
他の曲にも言えますけど、現代風なヘヴィネスを加味したサウンドは、単なるノスタルジックにとどまらないサウンドを構築することに成功しています。ぜひライヴを体感してみたくなる貴重なジャパメタバンドのひとつですね!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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