※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
ドイツのヘヴィ・メタル・バンド、 ガンマ・レイ(GAMMA RAY)が、2010年にリリースした10枚目のアルバム『To the Metal』の4曲目に収録。
ハロウィンの新作リリース記念ということで、先週、今週とハロウィン絡みの楽曲を幾つかご紹介しています。アルバムの方は、初日のCDパッケージ売り上げが6000枚強。上半期いちの話題作でその程度か〜と驚きましたけど、それでも、オリコンデイリー3位にランクインされるんですね。
ちなみに、アンディ加入直後くらいのアルバムで、CD全盛時代とはいえ、10万枚、20万枚レベルの売り上げとのこと。隔世の感もありますが、それでもHM/HRは他ジャンルに比べ、未だにCDパッケージが根強いのでしょう。音楽ストリーミング、サブスクでは、どの程度再生されているのかも、興味が湧きますね。
さて、すっかり話が逸れましたが、今回のハロウィンの新作で、最も激しいメタルテイストを注入してくれたカイ・ハンセン。ガンマ・レイでの長きに渡る活動においても、作品ごとに作風を変化させながらも、一貫してヘヴィ・メタルであることに、強い拘りを持ったサウンド創りを示してくれました。
今回メタルタイトル括りでピックアップした「To the Metal」は、そうしたカイの決してブレないメタル愛、鋼のような姿勢を高らかに表現した、正統派メタルアンセムです!ちょうど、結成20年の節目になったアルバムタイトルも同名ですけど、Cheers to the Metal、Pedal to the Metalという2つの意味を現しているようです。
ボトムの低いミッドテンポの曲調が、メタルファンなら誰もが聴いてわかる、ジューダス・プリーストの「Metal Gods」をいやが応にも連想してしまいますが、勿論パクリの類ではなく、心からのオマージュと捉えたいですね。
カイの無骨で熱いヴォーカルもいい塩梅ですし、ヘヴィなギターリフや長いソロの応酬も聴きごたえたっぷりです。正統なメタルを愛するものならば、間違いなく心に響き、拳を突き上げてシンガロングしたくなることでしょう!
ぜひ、一度聴いてみてください!
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