※誰が聴いてもヘヴィ・メタル！な楽曲を紹介していきます！
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、ワイルド・ドッグス（WILD DOGS）が、1984年にリリースした2枚目のアルバム『Man's Best Friend』の5曲目に収録。
最初に断っておくと、、ワイルド・ドッグスの最高傑作は３枚目の『Reign of Terror』です！個人的にパワー・メタルでは５指に入るほど大好きで聴き込んだ作品で、彼らのというより、メタル史に残る名盤だと思っています。
ところが、未だストリーミング化は実現せず。。。当時のリリース元、エニグマが倒産したことに端を発し、権利が宙に浮いてしまっていますけど、ストライパーとか、他のエニグマ関係のアーティストの多くはその後、無事リイシュー等されてますからね。サブスク解禁希望の最上位にいる作品なのですが、、。
そんな事情も吐露しつつ（笑）、今回は一つ前の作品でいきましょう〜。まあ、完成度はかなり落ちるといえど（汗）、このLAメタル期に無骨な正統派パワー・メタルをぶちかました、貴重な作品であることに違いはありません！
ヴォーカルがマイケル・ファーロングに代わった３枚目を除くと、中心人物であるマット・マックコート（Vo、B)の、メタルおやじ全開キャラと、ダミ声ヴォイスがあまりに濃いんですけど、やはりワイルド・ドッグスといえば、ドラマーのディーン・カストロノヴォの存在でしょう。ちなみに初期ドラマーとして、同じポートランド出身でブラック・アンド・ブルーのジェイミー・セント・ジェイムズが参加してたんですね〜。
ディーンは、のちにバッド・イングリッシュやジャーニーで出世するわけですが、ここではゴリゴリにメタル寄りで、初期衝動感が満点のドラミングを堪能できます。加入当時16歳ですか、、デビュー作のジャケ写の貫禄ある姿から、その若さには見えません（笑）。２枚目時てもまだ10代ですから驚きです。
今回ピックアップした「Believe in Me」は、問答無用に終始突っ走る、豪球一発のパワー・メタル・チューンです！３枚目で本格開花するディーンの凄まじいドラミングですけど、タイト極まりない２バスの連打とオカズのスピード感で、すでにその片鱗を窺わせてくれますね〜。ギターのジェフ・マークも、マイク・ヴァーニーに見初められただけあり、テクニカルに弾きまくってます！
ぜひ、一度聴いてみてください！
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