※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、NITRO(ニトロ)が、1989年にリリースした1枚目のアルバム『O.F.R』の1曲目に収録。
アップルミュージックでは、いろんなMVが楽しめますけど、まさかこのNITRO(ニトロ、もしくはナイトロなんて呼び方もされてました)の珍MV(笑)まで観れるとは。。侮れませんなあ〜。
ということで、超絶シュレッダー、X字の4本ネックギターを操るマイケル・アンジェロ先生率いる、NITRO登場です!6オクターブ(ホント?)の超音波ハイトーンヴォイスの超人シンガー、ジム・ジレットの風貌が、もろヘア・グラム・メタル系で、そうした楽曲も多いですが、アンジェロ先生のギター大フィーチャーの、パワー・メタル系楽曲も混在していました。
正直、アンジェロ先生、あんなにギターが巧いのに、曲作りショボすぎでしょ(笑)。。アルバムを通して聴くのは、なかなか厳しいので(汗)、まさにストリーミング、サブスクにうってつけのアーティストかもしれません。
今回ピックアップした「Freight Train」は、一応NITROの代表曲で、これぞ真の"クレイジートレイン"です!MVで楽しむのが常套手段でしょう。前述したように、ワーストMVランキングに選ばれるほど名高いMVが、しっかりアップされています。
超絶テクにも関わらず、凡庸なギターリフで始まる楽曲は、音質もショボく、ちょいちょいジムのキンキン声のハイトーンが耳障りで、開始早々お腹いっぱい、船酔いした気分になります(笑)。音源だけ聴くのは苦行なれど、MVを観ながら聴くと、あら不思議、怒りから呆れ、そして笑いへと気持ちが変わっていきます。
ドタバタした寸劇のようなパフォーマンスを観ていると、最後にはなんだか愛おしくなってしまうこと間違いなし!ジムのハイトーンでグラスが割れる(笑)スゴイようで実にしょぼいシーンや、アンジェロ先生の抑揚一切なし、インペリテリの1.25倍増しの超速フルピッキングシュレッドと、曲芸のようなギター取り回しが拝めるだけでも、観る価値ありですね〜。
こんなバンドやMVが普通に存在した80年代って、やっぱりいい時代だったなあと、改めて観ながら、しみじみ噛み締めてしまいました!
ぜひ、一度聴いてみてください!
MVはこちら!