※生きる養分、大好物のメロハー曲を紹介していきます！
アメリカのメロディアス・ハード・ロック・バンド、 レイル（RAIL）が、1984年にリリースしたEP『Rail』の2曲目に収録。
ストリーミングサーフィン？（サブスクサーフィン？）、そんな言葉があるのかわからないんですけど（笑）、色々と検索しているときに、こんなバンドいたなあ〜と、久々に目をしたのがレイルです。
バンドのロゴが、線路をモチーフにしたデザインになってますけど、日本語にすると微妙なバンド名ですよね（笑）。メタリックな感じのジャケットデザインも、なぜか記憶に残っていました。
シアトル出身のレイルは、70年代初頭からバンド活動を続け、78年に地元でベストバンド賞を受賞するなど評判を呼びました。83年にはMTVの、とあるコンテストで大賞に輝いたことで、全米のシーンにその名を知らしめ、EMIからこのセルフタイトルのEPをリリースしたんですね。ちなみに本作はビルボード143位にランクインしています。
ヴァン・ヘイレンら、多数の有名アーティストともツアーをしていますし、85年には、ロニー・モントローズが短期間バンドに参加し、ツアーを行ったようで、日本での知名度はかなり低めながら、アメリカのハード・ロック・ファンには、それなりに知られた存在といえるでしょう。
今回ピックアップした「Fantasy」は、哀感あるメロディにぐっとフォーカスした、アメリカン・メロハーの佳曲です！ジャーニーの「Separate Ways」辺りを彷彿とさせる、堂々としたリズムの中で、美麗なツインリードが乱舞します。
バンドの顔と言えるヴォーカル＆ベース、テリー・ジェイムズ・ヤングの特徴あるハイトーン・ヴォイスは、アメリカン・プログレ・ハード的な雰囲気も与えてくれますね。総体的にはノーマルなハード・ロック・スタイルの楽曲が多いものの、この曲に関してはシンセも導入されて、メロハー的な要素を強く感じます。
残した作品自体はアルバム３枚、EP１枚と寡作ですけど、近年までオリジナルメンバーで活動を続けているようです。ドラマーのパフォーマンスはかなり強烈ですし、一度当時のライヴを体験したかったですね。
ぜひ、一度聴いてみてください！
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