※タイトルに「METAL(メタル)」のワードが入った楽曲を紹介していきます!
アメリカのヘヴィ・メタル・バンド、 ビッチ(BITCH)が、1983年にリリースした1枚目のアルバム『Be My Slave』の 6曲目に収録。
80年代にメタル・ブレイドが、新進気鋭の無名バンドをシーンに紹介するために、次々と放った伝説のコンピレーション作『Metal Massacre』。そのvol.1がリリースされた82年から40周年ということで、この4月に5000枚限定で、アニバーサリーのアナログ盤がリリースされます。
とりわけVol.1が伝説と言われる所以は、メタリカの原点ともいえる 「Hit the Lights」の初期音源が収められているからでしょう。メタリカのサイトでは、今回の復刻を記念して、2000枚限定でクリアヴァイナルのアナログ盤が発売されます。
まあ80年代半ばのころまでは、メタリカというよりも、ラットの初期音源が収められていたことが、当初話題になりましたね。ほかにも、スティーラー、マリス、ブラック・アンド。ブルーと、LAメタルムーブメントを彩った、名バンドがズラリ並ぶ中で、花開かなかったバンドも密かに収録されています。2曲目に収められた、ビッチもその中のひとつで、日本語英語で誰もが知るパワーワードのバンド名からして、これ絶対ヤバい系でしょ!っていう感じでしたね〜。
デビュー作のジャケット写真を飾る、レザーのボンデージを身にまとい、鞭を片手に中指を突き立てた女性シンガー、ベッツィーのお下品なお姿こそが、まさにバンド名を体現していました。キワモノ的に捉えられたのは、仕方なかったのかもしれませんし、日本盤も発売されませんでした。。
今回メタルタイトル括りでピックアップした、「Heavy Metal Breakdown」 は、グレイヴディガーとは同名異曲で、モーターヘッドばりの爆走ハード・ロックンロールのエッセンスを撒き散らしながら駆け抜けるメタルチューンです!
サウンドプロダクションこそチープですけど、他の曲も含めて、音の方はキワモノ感皆無の実直なメタルで、今聴くと意外と悪くありません!ベッツィーのヴォーカルは、上手くはないものの、パワフルかつ艶のあるセクシーな声質と唱法がいいですね〜。
当時のライヴ映像もYouTubeで見られますけど、セクシーなコスチュームでワイルドなパフォーマンスを繰り広げるベッツィーが、意外と悪くないですよ!
ぜひ、一度聴いてみてください!