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【楽曲紹介】 オジー・オズボーン(Ozzy Osbourne)「Diary of a Madman」

※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!

 

イギリスのヘヴィ・メタル・シンガー、オジー・オズボーンOzzy Osbourne が、1981年にリリースした2枚目のアルバム『Diary of a Madman』の8曲目に収録。

 

2022年3月19日にランディ・ローズの40回目の命日を迎えました。このタイミングでランディを偲んで、彼が残した数少ないオリジナル作品から、昨日に続いて改めて取り上げています。

 

今年の当日は、ツイッターのトレンド上位にランディ・ローズがランクインするなど、やはり節目の年で、例年以上に注目度が高いことが伺えましたね。今日は世界中のHM/HRファンが、ランディの遺した音源を、それぞれの思いを込めて改めて噛み締めていることでしょう。

 

さて、ランディが残したオジーとのスタジオ作はわずか2枚だけで、未発表曲もわずかなこともあり、その希少性がランディをより伝説的な存在に推しあげているのは間違いありません。

 

本作は、衝撃のBlizzard of Ozzからわずか1年余りでリリースされたので、当時はもう新作が出たのかと、意外に感じた覚えがあります。当然ランディのプレイを短いスパンで味わえるのを何より楽しみに聴いたわけですが、バンド全体がよりまとまりの良さに加え、ランディが短期間で飛躍的な成長を遂げていたのには驚かされました。

 

プレイの安定度は増していましたし、何よりクラシカルなフレーバーがより加味されたドラマティックなフレーズも増量され、ランディの個性がさらに明確になっていました。そうした中でも、楽曲も含めて最も印象に残ったのが、今回ピックアップしたタイトル曲にして、ラストを飾る大曲「Diary of a Madman」です!

 

ソロワークもさることながら、荘厳でドラマティカルな楽曲の雰囲気に、完璧にマッチしたリフとコードのチョイスが実に素晴らしく、聴くたびに楽曲の世界観にどっぷりと浸かってしまいます。ランディとオジーが残した楽曲で最も素晴らしい曲をひとつだけ選ぶとすれば、この曲になります。

 

「Crazy Train」「Flying High Again」のような、メジャーキーの明るい雰囲気の楽曲でのランディも、もちろん大好きですが、こうした劇的なチューンでのランディのプレイこそ、彼の真骨頂であると改めて感じますね!

 

ぜひ、改めて聴いてみてください!

Diary of a Madman

Diary of a Madman

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