※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新曲をご紹介します！
イギリスのハード・ロック・バンド、デフ・レパード（DEF LEPARD）が、2022年5月27日リリース予定の12枚目のニュー・アルバム『Diamond Star Halos』からの先行シングル曲「Kick」を、3月18日に公開しました。
2015年のセルフタイトル作『Def Lepard』以来、実に7年ぶりの新作ということで、今年のHM/HR作品の中でも、ベテラン大物勢ではスコーピオンズ辺りと並び、上半期話題の1枚と言えるでしょう。
ストリーミングでの先行曲第一弾の公開が、２カ月前ですが、これから発売日に向けて徐々に解禁する曲数も増えていくパターンと思われます。プロモーションとして音源をストリーミングで聴かせつつ、フィジカルのパッケージの方は、デラックス盤、通常盤、LPと様々な形態が用意されているようですね。
今回は自ら影響を受けたルーツに回帰する方向性を打ち出しています。事前の情報で具体的にデヴィッド・ボウイ、T・レックス、モット・ザ・フープルらの名前が挙がっていますけど、なんとなく想像できそうな感もあります。
実際に「Kick」を聴いてみると、シンプルでノリの良いハード・ロックをベースにしながら、そこはかとなく、そうした自らのルーツへの情景が垣間見れるムードに包まれていますね。
シンガロングできるサビといい、実にわかりやすい楽曲なんですが、もう少し定番のデフ・レパードらしさも欲しいなあ、、と感じていたところ、中間部のコーラスアレンジなど、お得意のパターンが登場し、少しホッとしたのも事実です。
今更『Hysteria』や『Pyromania』よ再び！と期待するファンもそんなにいないでしょうけど、やはりそれらしい楽曲が２、３ラインナップされていると、アルバムの印象も変わってくるでしょう。まだ1曲聴いただけですけど、全編ルーツ満載となると、ちょいと厳しいかもしれないのですが、、まずは追加楽曲を待ちたいですね。
6月から、モトリー・クルーらとの大規模なスタジアムツアーが待ち構えており、この「Kick」もお披露目されるでしょうが、ライヴ映えはかなりしそうです！
聴いてほしい度
70％
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