※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック・バンド、リンチ・モブ(LYNCH MOB)が、1990年にリリースした1枚目のアルバム『Wicked Sensation』の2曲目に収録。
ドッケンにおけるジョージ・リンチのプレイが大好きだっただけに、80年代末にドンとジョージの不仲で、ドッケンが最初に空中分解してしまった時は、心底がっかりさせられました。ああいった内紛を見せられると、80年代に愛聴してきた曲の数々にまで、ケチをつけられた気分になりますよね。
その後、ジョージとドンの動向に注目が集まったわけですが、きしくも両者は、同時期に新たな音源をぶつけてきました。ドン・ドッケン名義の『Up from the Ashes』とリンチ・モブだったわけですが、個人的には正直、よりドッケンのイメージに近いサウンドを呈示した、ドンの圧勝に感じました。
コールド・スウェットから引き抜かれたニューシンガー、オニー・ローガンを迎え、ブルージーテイストの強いハード・ロックを主張したジョージのアプローチが馴染めず、もう一人のドッケン、ミック・ブラウンもいるのに〜と、個人的に正直失望させられたのも事実です。
やはりジョージには、カミソリの如きギタープレイをフィーチャーした、よりメタリックなサウンドを期待していましたからね〜。ところが、こうして年を重ねたせいか、、今聴くと意外とよく聴こえたりします(笑)。ジョージのギタープレイも、その後のソロ作など、聴くものを選ぶ作風に比べると、随分とっつきやすく感じますね。
タイトルチューンが一般的にはポピュラーですけど、今回ピックアップした「River of Love」は、キャッチーでわかりやすいメロディが心地よい、アメリカン・ハード・ロック・チューンです!ドッケンのファンが、一番違和感なく聴ける安心の1曲でしょう!
そういえば、近年このリレコーディングヴァージョンもリリースされましたけど、これは流石にキツかったですね。。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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