※誰が聴いてもヘヴィ・メタル!な楽曲を紹介していきます!
イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、モア(MORE)が、1982年にリリースした2枚目のアルバム『Blood & Thunder』の2曲目に収録。
モアはアースシェイカーの有名曲でなく、、80年代前半に2枚のアルバムを残したNWOBHMバンドです。海外ではアトランティックからのリリースということで、当時は日本盤がしっかりワーナーから出ていました。デビュー作の邦題は”必殺の弾丸”(笑)でした。
興味深いところでは、1枚目には初期アイアン・メイデンのヴォーカリストだったポール・マリオ・デイが参加していましたので、メイデン人脈としても語られるバンドですね。
音源以外でいうと、伝説的な81年の第2回モンターズ・オブ・ロックに、AC/DC、ホワイトスネイクをはじめとしたそうそうたる面子とともに、オープニングアクトとしてラインナップされています。
バンド自体は到底メジャーと言えないものの、前述したようにそれなりに活動感があって、日本盤も当時手に入りやすかったNWOBHMバンドのひとつでした。ミュージックライフ誌のレビューも比較的よかった?ような気がしますが、それを見てLPを買った友人から借りたのが、この2枚目のアルバムでした。
むさ苦しい男が一人写ったジャケットにびっくり!さらに針を落としていきなりゲップの音に2度びっくり(笑)。内容の方もそれなりでしたし(汗)、、よくぞこんなアルバムを買ったなあと少々呆れたものです(笑)。
それでも後追いで聴くと意外といい感じの楽曲もありまして、今回ピックアップしたタイトル曲「Blood and Thunder」は、忙しないアップテンポのリフと、ミッドテンポのサビの対比がクールで粗々しいヘヴィ・メタル・チューンです!
実はジャケットの男だった中心人物、ケニー・コックスが幾度となく奏でる印象的なギターリフは、クイーンの「Stone Cold Crazy」を彷彿とさせますね〜。ヴォーカルはミック・ストラットにチェンジしています。ちなみにケニーはその後、その風貌を活かして(笑)巨体バンドのマンモスでも活動しました。
ぜひ、一度聴いてみてください!
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