※80年代中心にハマりまくったジャパメタあれこれを紹介していきます!
日本のヘヴィ・メタル・バンド、ダンサー(DANCER)のシンガーだった前田敏仁とギタリストの藤本泰司が、2002年に参加したコンピレーションアルバム『Skill and a Shout it lets out』の7曲目に収録。
80年代のジャパメタ関連のストリーミング解禁は、現在の状況から硬直化してなかなか進みませんね。。例えば、インディーズのマンドレイクルートの音源辺りが一気にアップされれば、毎日楽しく選曲できそうなんですけど(笑)、レーベルが現存しないので、なかなか権利関係のクリアが難しいのかもしれません。
一方でメジャーレーベル関連でもそれほど進んでる状況とは言えず。。そんな中で2000年代に入ってからの新録コンピですけど、本作には80年代のジャパメタアーティストがごっそり入っていて、それなりに楽しめます。
先日は大谷令文さん絡みの楽曲を取り上げましたが、今回は前田”トニー”敏仁と、シュレッダーの 藤本泰司の組み合わせによる、懐かしのダンサーのシンガー&ギタリストによる楽曲をご紹介します!
ダンサーがシーンに颯爽と登場したのは、ジャパメタムーブメントも落ち着いてきた80年代後半でしたね。硬派なアンセムに在籍したトニーのイメージから、ゴリゴリしたメタルなのかなと想像してしまったんですが、キャッチーながらもハードで摩訶不思議な浮遊感のある名曲「Blue Fire」を当時聴いて、いい意味で裏切られて、まだまだジャパメタも期待できるなあと思いを新たにしたものです。
今回ピックアップした「jet set survivor」も、そんなダンサー時代の楽曲の匂いを漂わせた、フュージョンライクな不思議なコード感とメロディが味わえるハード・ロック・チューンです!
ダンサーのトレードマークである2枚看板のトニーの突き抜けるようなハイトーンボイスと、藤本泰司のうなりをあげるシュレッドギターも、しっかりと当時の個性や面影を残してフィーチャーされているのが嬉しいですね~。
ダンサーも日本クラウンから一応メジャー流通してましたし、この辺りの音源はいずれストリーミング解禁されるのを願いたいと思います!
ぜひ、一度聴いてみてください!