※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
アメリカのハード・ロック ・バンド、エクストリーム(EXTREME)が、1990年にリリースした2枚目のアルバム『Pornograffitti』の10曲目に収録。
今回も、最新作『SIX』の発売にちなんで、エクストリームの楽曲を取り上げてみましょう~。誰もがほぼ満場一致で認めるエクストリームの代表作のみならず、HM/HR史に残る名作といっても過言でない『Pornograffitti』ですけど、完全再現ライヴまで好評のうちに敢行されるなど、日本でもエクストリームの人気も決定したアルバムになりましたよね。
エクストリームをよく知らずとも”この曲聴いたことある!”というジャンルを超えた不朽のバラードになった「More than Words」(Spotifyでの再生数は驚異の約6億回!)が収録されてますし、それを除いても、これだけの評価を受けるに値する相応しいアルバムでしょう。
デビュー作を少々うわの空で聴いていた(汗)身としては、当時CDを買って初めて聴いた時「こんなにいいバンドだったっけ??」と、自らの見る目のなさにひっくり返りそうになりました(汗)。日本のJ-POPバンド、ポルノグラフティにも影響を与え、バンド名の由来にまでなったのも納得のエピソードです(笑)
今回ピックアップした「Suzi(Wants Her All Day What?)」は、このアルバムから、これまで個人的に一番リピートしたであろう、80sっぽい煌びやかさを持ちながらも、ファンク・テイストを散りばめたキャッチーなハード・ロック・チューンです!
ヌーノのリフと名演のひとつといえるドラマティックなメロディを紡ぐリードプレイはクールですし、ゲイリーが歌うフックのあるサビに抜けていく展開がたまりませんね~。効果的なホーンセクションやファンキーなリズムのノリなど、他にもエクストリームならではの魅力がこれでもかと付加されています!
この『Pornograffitti』があったからこそ、90年に他のバンドが急失速していく中で、比較的90年代半ばまで生き長らえ、のちに元気な状態で復活できたのかもしれません。
ぜひ、一度聴いてみてください!