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【新曲レビュー】 ジューダス・プリースト(JUDAS PRIEST)「Panic Attack」

※CDじゃなくても、ストリーミングで聴ける新曲をご紹介します!

 

イギリスのヘヴィ・メタル・バンド、 ジューダス・プリーストJUDAS PRIESTが、2024年3月8日リリース予定のニュー・アルバム『Invincible Shield』からの先行曲「Panic Attack」を、10月13日に公開しました。

 

PRIEST IS BACK AGAIN!ということで、50周年を経てもなお盛んなメタル・ゴッド、ジューダス・プリーストが、新曲を引っ提げて元気一杯に帰還してくれました〜。

 

ネットニュースで伝えられた通り、通算19枚目となる待望のニューアルバムのタイトルとリリース予定日が情報解禁されましたね。先日10月7日、アメリカ西海岸インディオ行われた「パワー・トリップ・フェス」にプリーストが出演した際に、ロブ・ハルフォード自らステージ上で発表したわけですが、まずはニューアルバムの完成を素直に喜びたいですね。

 

ニューアルバムの詳細はこれから明かされてきますが、リッチー・フォークナーのインタビューを見ると、「プログレッシヴ」というキーワードを何度も使っていますね〜。それは決して『Nostradamus』のような作風でなく、「Tyrant」「Sinner」と言ったかつての曲を例にあげているように、70年代のプリーストにあった少しのひねりが加わっている、ということ示唆しているようです。

 

それはレイドバックするわけでなく、アンディ・スニープのサウンドプロダクションによって、あくまでも『Firepower』以降のアグレッシヴなプリーストのフィルターを通してということですから、その全貌を楽しみに待ちたいところです。

 

さて、楽曲「Panic Attack」は、ストリーミングやYouTubeのリリック動画などで全世界に向けて公開されたので、すでに聴きまくっているメタルファンの方々も無数にいるでしょうが、どこを切ってもプリースト節全開!で、嬉しさと同時にまだプリーストはここまでやれるのか!と、えも言えぬ感動すら覚えました。

 

近未来的なイメージのツインギターの導入部から、プリーストが発明したパワーリフの攻撃が始まるや、一気に唯一無二のメタルワールドに引き込まれます。シンプルにして最もヘッドバンギングを誘発されるリズムのテンポ感は本家本元ならではですよね。

 

ワイドなピッチでメリハリを効かせたロブのボーカルパフォーマンスは、齢72歳とは思えぬ驚きの力強さと張りを保っています。「Panic Attack!Panic Attack!」のキャッチーとさえ言えるシンガロングは、ライヴでのオーディエンスとの攻防が目に浮かぶようです。

 

ソロ前のリズムのひねり方は、多少なりともラッシュを彷彿とさせるもので、前述のリッチーが使った「プログレッシヴ」と言うワードが脳内に去来します。中盤にはプリーストファンの誰もが名曲「Painkiller」を想起するであろうリズムやアレンジが登場し、心憎いばかりですね。

 

そして、緩急自在なフレーズを連発しまくるリッチーのソロワークの素晴らしいこと!伝統と革新が絶妙に調和して、どこか懐かしいのに先鋭的で新しい、「2023年のジューダス・プリースト」を見事なまでに表現してくれました。

 

いやあ、何も言えねえ〜。全てにおいて恐れ入りました。これがメタルの本家だ!と言わんばかりのレベルの楽曲を突きつけられると、正直言って、先日リリースされたKK'Sプリーストが可哀想になってきます。。

 

先日メタリカのジェームズとカークが「パワー・トリップ・フェス」の最前列で、プリーストのステージを楽しむ映像が公開され、「結局、俺たちもファンなんだ」と嬉しくなるような光景とコメントを残してくれましたが、プリーストを前にするとそうした心境になるのがわかる気がしますよね。

 

リリックビデオには、嬉しいグレン・ティプトンのクレジットも流れるので、どのパートに関与したのか?年末から来年にかけて、徐々に明らかになって行くであろう『Invincible Shield』の全貌をワクワクしながら待ちたいと思います!

 

聴いてほしい度 

90 

Panic Attack

Panic Attack

  • provided courtesy of iTunes

リリックビデオはこちら!