※これぞ80s!のイメージなヘア/グラム/LAメタル/R&R系を紹介していきます。
スウェーデンのハード・ロック・バンド、エレクトリック・ボーイズ(ELECTRIC BOYS)が、1992年にリリースした2枚目のアルバム『Groovus Maximus』の 1曲目に収録。
のちにハノイ・ロックスのメンバーとしても活動するコニー・ブルーム(G,Vo)とアンディ・クリステル(B)によって、1987年にストックホルムで結成されたエレクトリック・ボーイズ。80年代後半から90年代初頭にかけて、本国のみならず全米マーケットにも進出したバンドでした。
同年に本国のポリグラムからシングル「All Lips 'n Hips」をリリースしましたが、この曲がのちに、ヨーロッパのみならずアトコから全米リリースされた1989年のデビュー作『Funk-O-Metal Carpet Ride』に収録され、エレクトリック・ボーイズで最も有名な1曲となります。
アルバムは名手ボブ・ロックが半分をプロデュース、「All Lips 'n Hips」はMTVでのヘビーローテーションを獲得し、ビルボードTOP20ランクインと順風満帆な進撃を続けました。
その音楽性は70sのグルーヴィーでファンキーなロックや、さらに遡った60sのサイケデリックに影響を受けているとはいえ、あくまでも80sのHM/HRムーブメント向けにアップデートされた音像で、ヘア/グラムメタル、バッドボーイズR&R等を好むファンにも聴きやすいでしょう。
本来ならば前述の「All Lips 'n Hips」を紹介といきたいところですが、デビュー作だけストリーミング未解禁につき、、、今回はアビーロードスタジオで収録され、よーく見るとジャケがちょっとエグイ(汗)2枚目からいってみましょう。
日本盤のオビに、「サイケデリック」「ファンク」「ポップス」「ヘヴィ・メタル」の4大要素を混ぜ合わせグルーヴを降りかけ音楽の魔法棒をまわせ!とありますけど、なるほどな表現ですね(笑)。
今回ピックアップした「Groovus Maximus」は、前述した帯キャッチがぴったりな、グルーヴィーで彼ららしさ全開のハード・ロックンロール・チューンです!ファンクテイストも感じられるので、エクストリーム辺りが好きな方々にも楽しめるでしょう。
その後、80s系のご多分に漏れず1994年に解散するも、2009年に再結成され再びコンスタントに活動を続けています。
ぜひ、一度聴いてみてください!